新たな駆け抜ける道、「てつみち」が誕生
京王グループの株式会社京王SCクリエイションが、2024年9月14日(土)に調布市小島町に新たな空間「(新)てつみち」をオープンします。このプロジェクトは、「歩行者利便増進制度」に基づいて整備されたもので、地域の皆さんにとって憩いの場となることを目指します。
経緯と背景
この(新)てつみちは、京王線の地下化に伴い、2017年から暫定的に運営されていた(旧)てつみちのコンセプトを引き継いでいます。2012年から始まった京王線・相模原線の連続立体交差事業の結果、駅直上の土地に新たな商業施設「トリエ京王調布」が誕生し、地下化の文脈でこの場所が整備されました。
(旧)てつみちは約6年間の運営を経て、地域のニーズに応える形で再整備され、新たな姿でリニューアルされました。
新しい空間の魅力
(新)てつみちでは、アップサイクルを意識し、過去の記憶に根ざした魅力ある設置物が用意されています。以下のような特徴があります:
1.
黒板プレイヒル:お絵描きエリアを立体的に再現。周囲にはチョークが設置されており、自由な絵の表現が可能です。
2.
芝プレイヒル:アイデアを創造するための人工芝で覆われた階段状のスペース。座ったり寝転んだりできるため、様々な用途に柔軟に使えます。
3.
リメイク家具:旧てつみちで使用されていた家具をリメイクし、子供たちと一緒にペンキを塗って新しい物に生まれ変わらせました。
4.
ウッドプレイヒル:木製のパーツが組み合わさり、様々な形での利用が期待されています。
5.
ロングテーブル:歴史を感じさせる素材で制作されたテーブルは、作業や食事に最適です。
6.
レールベッド:鉄道跡地の記憶を残しながら、遊び場や休憩所として活用できるユニークな設備です。
オープニングイベントの開催
オープンを記念したイベントも盛りだくさん。2024年9月14日から16日までの3日間、12:00から19:00の営業時間で実施されます。このイベントでは、以下のようなアクティビティが用意されています。
- - フォトスポットパネル:展示物や空間に関する説明が書かれたパネルで、SNSへの投稿を促進します。
- - オリジナルステッカーの配布:来場者には先着400名にオリジナルステッカーが贈呈されます。
- - キッチンカーの出店:軽食を提供するキッチンカーが出店し、楽しみながらイベントを盛り上げます。
- - おもいで鑑賞会:旧てつみちの思い出を巡るスライドショーで振り返りのひとときも。
- - アイデア募集ボード:新たなアイデアを自由に書き込むスペースが設けられ、皆の意見を募集します。
イベントの内容は予告なく変更される可能性がありますので、随時確認が必要です。
この新たな「てつみち」で、地域の人々が集い、交流を深めることができる素敵な空間に期待が寄せられています。今後も調布市との連携を強化し、地域の魅力向上に努めていくとされています。
ご興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。