Best Stageグループが目指す持続可能な未来
埼玉県富士見市に本社を構えるBest Stageグループは、2023年6月30日に東和銀行とポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)に関する融資契約を締結しました。この契約は、Best Stageが持続可能な社会の実現に寄与するための一環として行われたもので、企業の成長と社会的責任の達成を目指します。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは?
ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が設定した原則に基づき、企業が持続可能な成長を図るための手法です。企業の事業活動が環境や社会にどのような良い影響を及ぼすかを分析し、ポジティブな影響を増やし、ネガティブな影響を軽減するための指標(KPI)の設定とモニタリング支援が行われます。Best Stageは、以下のKPIを設定し、具体的な施策を推進しています。
具体的な取り組み内容
1. 住みやすい住宅の提供
Best Stageは、質の高い住宅を提供するために、土地の選定から設計、施工までを自社で一貫して行っており、入居者のライフスタイルに合ったデザインにこだわっています。さらに、営業拠点を増設し、地域経済の活性化に寄与するための取り組みも進めています。2029年7月期までに、年間の新築アパート施工棟数を65棟以上、グループ売上高を100億円以上にする目標を掲げています。
2. 環境保護への取り組み
建設現場での廃棄物削減を通じて環境保護を推進しており、適切な管理や廃材の再利用によって、石膏ボードの廃棄量を減少させる施策を展開しています。2026年7月期から廃棄量を定期的に計測し、2029年7月期までに1戸当たりの廃棄量を10%削減する目標を設定しています。
3. 魅力ある職場環境の構築
人材の採用を促進し、雇用を創出するため、フレックスタイム制度の導入や有給休暇取得の推進に力を入れています。有給休暇取得率80%以上を維持することを目指し、従業員数を2029年までに100名以上に増やす目標を掲げています。
Best Stageの未来
Best Stageは、持続可能な住宅の提供を通じて地域社会や環境への貢献を続けていく考えです。ポジティブ・インパクト・ファイナンスを利用することで、企業の成長と社会的責任を両立させながら、さらなる前進を図ります。住宅業界のリーダーとして、これからも多様なニーズに応える商品展開を行い、地域社会の発展にも携わっていく意向です。このような取り組みが、今後の持続可能な社会の実現につながることを期待しています。
Best Stageの施工事例
Best Stageは、新築木造3階建てアパートに特化した企業であり、埼玉を中心に335棟の施工実績を持っています。「MAISOFLAP(メゾフラップ)」など、現代のライフスタイルに合わせた新商品も展開しており、駅から離れた場所でもニーズがある住まい方を提案しています。
会社概要
- - 社名:株式会社Best Stage
- - 本社所在地:埼玉県富士見市鶴瀬東1-10-28 ベストビルII
- - 代表取締役:椿内 学
- - 事業内容:建設事業・不動産事業・一級建築士事務所
- - 設立:1989年12月7日
- - Webサイト:Best Stage
- - 電話番号:049-275-3000
今後のBest Stageの展開に期待が寄せられる中、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となることでしょう。