アラヤ、資金調達成功
2019-10-03 11:02:03

最先端AI技術開発のアラヤ、資金調達の成功でさらなる成長へ

株式会社アラヤが資金調達を完了し、AI技術開発を加速



株式会社アラヤ(以下、アラヤ)は、東京都港区に本社を置くAI技術開発企業で、最近、総額約10億円の資金調達を成功させました。この成功により、アラヤはさらなる技術革新と事業拡大に向けて重要なステップを踏み出しています。

資金調達の詳細


今回の資金調達は、約4.5億円の第三者割当増資によって実現しました。この増資を通じて、アラヤは2019年7月に発表した約5.5億円を加えた総額約10億円の資金を確保しました。引受先には、スパークス・グループやSMBCベンチャーキャピタル、住友商事マシネックスが名を連ねています。これらの注目企業からの出資は、アラヤの技術と市場での期待を示しています。

事業拡大に向けた準備


アラヤは、2019年9月に赤坂へオフィスを移転し、面積を従来の2倍以上に拡張しました。これにより、より多くのエンジニアとスタッフを採用し、開発や営業体制を強化する準備が整いました。さらに、財務と管理体制の強化を目指し、最高財務責任者(CFO)の募集も行っています。

技術背景と社会的ニーズ


最近の技術革新により、AIの導入は幅広い分野で進んでおり、人手不足や労働環境の改善に寄与しています。特に、自動運転技術の開発は注目を集めており、交通事故の減少を目指しています。これに伴い、AI技術の需要は急増しており、アラヤもこの潮流に応じて事業を展開しています。

エッジAI事業の特異性


AIが機能するためには通常、大規模な計算リソースが必要ですが、クラウドでの処理は遅延が発生しやすく、リアルタイムでの判断が求められる場面では課題となります。そこでアラヤは、エッジデバイス上でAIを動作させる技術に注力しています。自社の特許技術によって、AIの演算量を従来の1/4から1/16に圧縮できるため、例えば自動車やスマートフォンなどのデバイスでもAIを活用できるようになります。さらに、AIの圧縮を自動で行うアプリケーションの開発も進めています。

自律AIの開発目標


アラヤは、今後の製品開発において、深層強化学習を活用し、人が手順を教えなくても、自律的にタスクを遂行できるロボットやドローンの開発を目指しています。これにより、より複雑な作業の自動化が可能となり、さらなる社会的価値を創出することが期待されています。

今後のアラヤの動向に注目です。彼らがAI技術の世界でどのように成長し、新たな市場を開拓していくのか、目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社アラヤ
住所
東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル6F
電話番号
03-6426-5144

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