シダックス、和歌山県御坊市と災害時給食支援協定を締結
2025年2月10日、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(以下、SDH)は、和歌山県御坊市と「災害時における支援協力に関する協定」を結びました。この契約により、SDHは災害時に御坊市民への迅速な食事提供を目指します。これは、SDHが自治体と結ぶ災害支援協定としては23件目となります。
式典には、御坊市の三浦源吾市長、弓倉正啓教育長、SDHの取締役らが出席しました。お互いの責任と役割を確認した後、協定書に署名し、災害時における協力の重要性を強調しました。
御坊市の自然とSDHの施設運営
和歌山県西部に位置する御坊市は、自然に恵まれた地域です。北には白馬山脈、中央には日高川が流れており、四季折々の美しい風景が広がります。SDHは2012年から御坊市立給食センターの調理業務を担当し、市内の幼稚園、小学校、中学校を合わせて1日約2,000食を提供しています。また、和歌山県内の他の学校にも給食調理業務を展開し、地域の子供たちの栄養を支えています。
災害対応ノウハウの活用
SDHは2024年に発生した能登半島地震の際に、迅速に現地支援を実施しました。全国からのスタッフを派遣し、道の駅での炊き出しや物資の輸送を行い、被災者支援に尽力しました。この経験を活かし、御坊市でも災害発生時に効率的に食事を提供できる体制を構築することを目指しています。
給食センターの役割と今後の展望
新たに締結された協定では、御坊市給食センターを拠点に、災害時の食事提供が行われます。また、SDHは2024年4月からは御坊市民文化会館の運営も受託し、地域連携の強化を図ります。このように、SDHは地域社会の多様なニーズに応えるべく、選択肢を増やし、社会的課題の解決に貢献していく所存です。
SDHは今後も、地域に根差したサービスの提供を通じて、住民の皆様の生活をサポートしていきます。