ユナイテッド株式会社がフォワードに出資、採用支援サービスの拡大を目指す

ユナイテッドのフォワードへの出資

ユナイテッド株式会社は、生成AIを駆使した採用支援サービスを展開する株式会社フォワードに出資しました。このステップは、労働人口が減少する中で企業が直面している人材獲得の課題に対する解決策の提供を目的としています。

フォワードの事業内容

フォワードは、様々な生成AI技術を活用した複数のサービスを展開しています。特に注目すべきは、採用業務を効率化する「エースジョブ」、転職支援のためのリスキリングサービス「スキルフォワード」、生成AIを利用して職務経歴書を作成する「レジュメフォワード」の3つです。これらのサービスは、応募者ごとに異なる書類形式や職種によるスキル要件の差異に対応したサポートを提供することで、企業の採用活動の負担を軽減します。

特に、ダイレクトリクルーティング業務では、生成AIの力を借りることで、工数を最大80％削減できるとされています。この数値は、企業の採用担当者にとって大きな時短を意味し、より戦略的な活動へとシフトすることが可能になります。

ユナイテッドの出資の背景

ユナイテッドがフォワードに投資を決定した背景には、人材事業の市場が巨大でありながら、テクノロジーの導入により解決できる課題が多い点に注目しています。生成AIの利用が急速に拡大する中でも、人材業界におけるその活用はまだ始まったばかりであり、将来的な成長の余地が大きいと見込まれています。

代表の名古屋氏とそのチームは、これまでのスピーディーな事業進捗により、ユナイテッドは彼らの挑戦が成功すると信じて出資をするに至りました。

未来の展望

フォワードは、今回得た資金を元に「エースジョブ」の事業拡大を図る計画です。この成長戦略には、ユナイテッドの支援が強力に寄与する見込みです。

また、ユナイテッドでは今後も、有望なビジネスモデルを持つスタートアップ企業への投資を積極的に進めていく方針です。この投資は、自己資金を用いることで迅速な意思決定が可能であり、長年の経験に基づく様々な支援を通じて投資先企業の成長と成功をサポートします。