成田国際空港に誕生した新しい憩いの広場
2024年4月1日、成田国際空港の中央広場が「NRT Central Square Popo Park」としてリニューアルオープンしました。このプロジェクトは株式会社ジャクエツにより設計され、訪れる人々に楽しさとくつろぎを提供する新たな空間が生まれました。
1. 街の中心で新たな交流の場を
これまでも成田市の成人式や空港関連イベントの場として活躍した中央広場ですが、リニューアル後は空港を訪れる旅行者だけでなく、地域の住民や空港で働くスタッフも気軽に利用できる憩いの場所へと生まれ変わりました。今回は新たに3つのエリアを設けることで、より多様なニーズに応えています。
2. 新エリアの特徴
憩いのエリア
外の自然を感じながらリラックスできるベンチが並び、訪れる人々が一息つける空間を提供しています。特に旅の合間や待ち時間に最適です。
公園エリア
子ども向けにデザインされたインクルーシブな遊具が揃い、楽しみながら遊べる環境が整っています。多彩な遊びが提供され、小さな子どもたちが伸び伸びと過ごせる場所として注目されています。
園庭エリア
このエリアは隣接する保育園専用の遊び場で、子どもたちの健やかな成長を支援する場所として重要な役割を果たします。
3. デザインのテーマとコンセプト
今回のリニューアルには、地域性を反映したデザインが採用されています。地下1階は「成田の自然」をテーマにしており、地域の風景や生き物が描かれています。床は滑走路を模したデザインになっており、田んぼや沼地を模したエリアは、ここに生息する生き物たちのイメージを演出しています。また、波をモチーフにしたベンチも配置され、成田らしさが際立っています。
1階のテーマは「空」で、開放的な空間を作り上げています。保育園の園庭だったスペースがアップデートされ、大型のBOX遊具や砂場が新たに設けられることで、多様な遊びが可能になりました。またイベント時にはキッチンカーが入るスペースも確保されており、地域の人々との交流を促進する仕組みも整っています。
4. 施設概要
- - 所在地: 成田国際空港第2駐車場ビル中央広場
- - 施設内容: 芝生広場、イベントスペース、遊具、休憩エリア
- - 利用対象: 空港スタッフ、地域住民、空港利用者
株式会社ジャクエツは1916年に設立され、「未来は、あそびの中に。」というスローガンのもと、地域の課題解決を目指して企画から運営まで一貫したサービスを提供しています。遊びを通じたまちづくりにも積極的に取り組んでおり、高品質な遊びの環境をデザインして地域の未来価値を創造し続けています。
新しく生まれ変わった「NRT Central Square Popo Park」は、成田国際空港を訪れる人々に新たな体験を提供し、地域全体の交流を育む重要なスポットとなるでしょう。ぜひ足を運んでみてください。