Locarise TRAFFICの新機能「SIGNAL」
新型コロナウィルス感染症の影響が続く中、多くの店舗では混雑を避けつつ安全に営業を続ける方法を模索しています。そんな現状に応えるべく、Locariseが新たに提供を開始したのが「SIGNAL」です。このシステムは、来店客数をリアルタイムでモニタリングし、店舗内の混雑状況を可視化することを目的としています。
1. 「SIGNAL」の導入背景と目的
東京都知事の小池氏がスーパーなどの小売店の混雑問題に対し入店人数の制限を提案したことを受け、全国の知事たちも同様の対応を求めています。このような背景から、Locariseは全ての事業者や顧客、地域社会の安全を守る手段として「SIGNAL」を開発しました。
この機能は、来店分析カメラ(Xovis 3Dセンサー)を使用して、店舗の混雑状況をリアルタイムで把握し、ディスプレイに表示します。これにより、3密を避けた安全な店舗運営が可能となります。
2. 実利用方法
2-1. 高精度の来店客数カウント
Xovisが提供する3Dセンサーは、極めて高い精度で人間の動きを検知します。このセンサーは店舗の出入口に設置され、来店客数を正確にカウント。リアルタイムでの混雑状況を表示するため、タブレットやデジタルサイネージと連携して運用されます。このシステムはプライバシーにも配慮されており、個人情報は保存せずに即時に破棄されます。
2-2. シンプルな視覚表示でわかりやすい
来店客数は、緑・黄・赤という信号機のような表示で示されます。人数設定はパソコンやタブレットからカスタマイズ可能で、注意や規制に達した際にはアラートが表示され、これにより来店客の行動を変化させることが期待されます。更に、ディスプレイの言語は日本語、英語、フランス語に対応し、多国籍の来店客にも配慮されています。
3. 店舗運営へのメリット
「SIGNAL」を導入することで、店舗は以下のようなメリットを享受できます。
- - 感染リスクの排除: お客様と従業員の安全を確保し、混雑を緩和します。
- - 人件費の抑制: 自動で混雑状況を把握するため、従業員が手動で管理する手間を軽減します。
- - 店舗運営の最適化: 属性分析や行列管理、店内行動分析も行えるため、店舗運営全体の効率を向上させます。
4. 今後の展望
緊急事態宣言が解除された後も、混雑を避けながらの営業が重要視されます。この新しいシステムを活用することで、店舗はお客様や従業員、地域社会に対してより安全な環境を維持し続けることが期待されます。
Locariseは、これからもテクノロジーを活用したソリューションを提供し、安心・安全な社会作りに貢献していきたいと考えています。
お問い合わせ
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