広葉樹の未来展望
2025-04-09 15:24:49

鹿島市・太良町のSDGs推進が進化する!広葉樹資源解析業務の最新成果

鹿島市・太良町のSDGs推進が進化する!



2024年9月、鹿島市と太良町の地域連携が切り拓く新たな試みとして、「多良岳広葉樹資源解析業務」が始まりました。この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す「かしたらコンソーシアム」の一環として行われ、NTTビジネスソリューションズ株式会社と地域創生Coデザイン研究所が中心となっています。

背景と目的


佐賀県の西南端に位置する鹿島市と太良町は、産業振興と環境保全の両立を目指し、2023年に「かしたらコンソーシアム」を設立しました。このコンソーシアムのもと、地域のSDGs推進活動の強化が目指されています。

これまでの植林事業を通して、多様な機能を有する森づくりが実践されてきましたが、新たに広葉樹の植林事業をデジタル化し、それによって植栽状況や土壌環境を可視化することを狙いとして、ICT技術を活用します。 このプロジェクトの主な目的は、広葉樹の植栽状況を確認し、その環境への影響を把握することです。

具体的な取り組み内容


本取り組みでは、以下の活動が行われます。
  • - ドローンと画像認識AIを駆使した広葉樹の資源解析
  • - 土壌分析を通じた物質の動態確認
  • - 環境評価の実施

この業務は、2024年9月から2025年2月の期間にわたり行われ、地域内外の多様な情報を収集し、解析することに焦点を当てています。

成果と効率化


初期の結果として、ドローンを使用することで、広葉樹の植栽状況を数値化し、樹種や樹高、CO2吸収量などを推定することが可能になりました。また、土壌分析により、各エリアごとの土壌環境をデジタルデータとして得ることができ、物質循環の理解が進むことが見込まれています。これにより、従来の人工林調査にかかる労力は大幅に削減され、効率化が明らかになっています。

特に、これまでの植林事業による森林の蓄積やCO2吸収量の増加が確認されたことは、地域支援として大きな意義を持っています。

今後の展望


このプロジェクトへ参加する団体は、SDGsの達成だけでなく、植林による海や河川への影響も考慮し、未来に向けた持続可能な森づくりを推進する計画です。環境改善に向けた取り組みが進む中で、コミュニティ全体が連携し、森林保全や生物多様性の保護にも寄与する意義深い事業が続いていきます。

AI技術とICTを駆使したこの取り組みは、ただの環境保護にとどまらず、地域経済の振興にも寄与することが期待されており、持続可能な社会に向けた重要なステップとなるでしょう。

お問い合わせ情報


このプロジェクトに関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願いします。
  • - NTTビジネスソリューションズ株式会社
  • - 佐賀ビジネス営業部ビジネス推進担当(星山)
  • - e-mail: [email protected]

お問い合わせの際は、メールアドレスを正確にご確認の上、送信をお願いいたします。


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会社情報

会社名
NTTビジネスソリューションズ株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町3番1号
電話番号

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