フィリピン産バナナ調達合意
2016-10-26 15:14:26

株式会社ファーマインドがフィリピン政府とバナナ調達で合意し地域開発に貢献

バナナ調達における新たな一歩



2023年、株式会社ファーマインドがフィリピン政府と基本的な意向を示す書面(MOU)を締結しました。この合意により、ファーマインドはフィリピン産バナナを年間2,000万ケース調達することを目指します。調印式はザ・プリンスパークタワー東京で行われ、ドゥテルテ大統領をはじめとする関係者が集まりました。

今回の合意は、フィリピンでの地域開発プログラムへの参加を通じて、ドゥテルテ大統領が進める農産物の付加価値生産と販売を支援することが目的です。これにより、フィリピンの農業支援を強化し、現地経済の振興につながることが期待されています。

コールドチェーン網を活用した高品質なバナナ供給



ファーマインドは、日本国内において青果物のサプライチェーンを確立しており、14拠点にわたるコールドチェーンシステムを持っています。これにより、全国のバナナ供給の約3分の1を担っており、効率的に輸入、加工、流通、販売が行える体制を整えています。

フィリピン産バナナが加わることで、一貫したサプライチェーンが強化され、より多くの消費者に高品質で美味しいバナナを安定的に提供できるようになります。日本では、年間約6,600万ケースのバナナが輸入されており、その中で90%以上がフィリピンからとなっています。

地域開発と高品質な食材供給を両立



バナナは日本で最も消費されている果物の一つであり、平均して1家計当たり年間18.124kgが消費されています。ファーマインドの取り組みは、消費者に安定した品質のバナナを届けるだけでなく、フィリピンの農業生産者にとっても大きなメリットをもたらすと考えられます。

この合意により、ファーマインドは地域開発に寄与しながら、高品質な青果物を日本全国に送り届けるという使命をさらに強化することができるでしょう。これからのサプライチェーンの変革と共に、消費者に届けられるバナナの品質向上にも大いに期待が寄せられています。

株式会社ファーマインドについて



株式会社ファーマインドは、全国規模で青果物の流通・加工・販売を行う企業です。2015年に数社が合併して発足し、最先端の流通システムを駆使して新鮮な青果物を消費者に提供しています。今後、フィリピン産バナナを取り入れることで、さらなる品質向上と安定供給に努めていく姿勢を示しています。

会社情報

会社名
株式会社ファーマインド
住所
東京都千代田区神田和泉町1番地神田和泉町ビル7階
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。