空旅の新サポート
2025-06-10 13:28:21

快適空の旅を実現!日本航空とダイヤ工業が共同開発した新サポートベルト

快適空の旅を実現するサポートベルト



日本航空(JAL)と岡山を拠点とするダイヤ工業が、座位保持が困難な方や補助を必要とするお客さまのために特別なサポートベルトを共同開発しました。この革新は、航空業界における体験の質を向上させる取り組みの一環として、多くの期待を寄せられています。

なぜサポートベルトが必要なのか?



航空機の中で快適に過ごすことは多くの人にとって大切ですが、身体が不自由な方や病気、ケガなどの影響で座位を保つことが困難な方には、通常の座席ベルトだけでは不十分なことがあります。これを受けて、日本航空の担当者は「サポートベルトがあれば、より多くのお客様に航空サービスを快適に利用していただけるのでは」と考え、ダイヤ工業に連絡をしました。この思いやりのある取り組みがサポートベルトの誕生につながりました。

どんな製品なのか?



新たに開発されたサポートベルトには「ベストタイプ」と「ベルトタイプ」の2種類が用意されており、体の状態に応じて使い分けが可能です。

ベストタイプ



このタイプは、いわば着用するベストのようにデザインされています。ベストの前面にあるバックルを閉じ、ベルトを座席の後方で交差させて固定します。腕を通すことが難しいお客様でも、右左に分けてそれぞれ装着できます。

ベルトタイプ



もう一つの選択肢は、シンプルな一本の帯状のベルトです。面ファスナーを止めるだけで、利用準備が整います。脚や腹部、胸部など、姿勢に応じて固定に使用できます。

導入実績



現在、日本航空は国内外合わせて232機の航空機を保有しており、国内線133路線、国際線66路線を運航しています。この中で、今回開発したサポートベルトは、各55製品ずつ導入され、合計110製品が確保されています。これにより、多くのお客様が安心して空の旅を楽しめるようになります。ただし、一部の機材では使用できない場合もあるため、詳細な情報は公式サイトで確認することをお勧めします。

期待される効果



このサポートベルトは、特に身体障害のあるお客様からの「上体を固定するための補助が欲しい」という声から生まれたものです。ベストタイプは広い面積でお客さまの上体をしっかり固定し、より安全な状態で過ごせるよう設計されています。また、このベルトは後部座席に干渉することがないため、より多くの座席から選択できるようになり、柔軟な座席指定が可能となりました。

結び



ダイヤ工業と日本航空の共同開発によるサポートベルトは、単なる補助ベルトにとどまらず、すべての人々にとっての快適な旅行を実現するための重要な製品です。今後は、飛行機だけでなく、さまざまな乗り物や介護現場でも利用されることを目指して、さらなる製品開発に取り組む予定です。この革新的な取り組みが、多くの人々の豊かな生活を支えることを期待しています。


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会社情報

会社名
ダイヤ工業株式会社
住所
岡山県岡山市南区古新田1125ロコステ3F
電話番号
086-282-1217

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