SonicWallが新たに発表したセキュリティプラットフォームで中小企業を保護

SonicWallが新たに発表したセキュリティプラットフォームで中小企業を保護



カリフォルニア州ミルピタスに本社を置くSonicWallは、2019年2月27日、新たなプラットフォーム製品群と機能改善を発表しました。これらは、特にワイヤレスネットワークやクラウドアプリケーション、エンドポイントに対するサイバー脅威から中小企業や分散型企業を守ることを目的としています。具体的には、セキュリティ、ネットワーキング、パフォーマンスのすべてを同時に強化する新しいファイアウォール製品ラインや、グローバル規模でのワイヤレスネットワークの実装を支援するクラウド管理の新たなWi-Fiアクセスポイント、さらにはワイヤレスプランニングツールを導入しました。

新しいワイヤレスネットワーク管理機能



SonicWallの新製品には、Wi-Fiクラウドマネージャーやモバイルアプリが含まれており、ネットワークの規模や位置に関わらず、ワイヤレスのアクセスおよび制御、トラブルシューティングが容易になります。これにより、ワイヤレスネットワークの拡張や運用が大幅に効率化され、集中管理が可能になります。新しいワイヤレスハードウェアの導入も迅速で、数分で完了することができるため、管理者の負担を軽減します。

コスト効率の高いファイアウォール



新たに登場したSOHO 250およびTZ350シリーズのファイアウォールは、低コストで高い性能を実現し、中小企業やリモートオフィスに最適です。これらのファイアウォールは、特にネットワーキング機能と有効性の高いセキュリティ機能を組み合わせて、データとデバイスを効果的に保護します。これにより、セキュリティとネットワーク機能を両立させた柔軟な運用が可能になります。特に、これらのファイアウォールはソフトウェア定義の広域ネットワーク(SD-WAN)技術を活用しており、実装が簡単でコスト効率も高い点が評価されています。

クラウドアプリケーションのセキュリティ強化



SonicWallのクラウドアプリケーションセキュリティ2.0は、Microsoft Office 365やG Suite、Box、Dropboxといったビジネス向けSaaSアプリの保護を提供します。これにより、悪意のあるマルウェアやフィッシング攻撃から組織を防御することができます。特に、リアルタイムでの自動検知機能を搭載しており、悪質なコンテンツを迅速に特定・対応できます。これにより、情報漏洩やデータ損失のリスクを大幅に軽減することが可能です。

エンドポイント管理の強化



SonicWall Capture Client 2.0は、高度なエンドポイント検知・対応(EDR)機能を備えており、エンドポイントの健全性を積極的に監視することができます。このツールを用いることで、管理者は攻撃の痕跡を追跡し、必要に応じてエンドポイントを隔離または復元することが可能です。また、外部デバイスからの脅威を予防するためのデバイスコントロール機能も強化され、不審なデバイスを排除できる仕組みが整いました。

従業員のセキュリティ意識の向上



サイバーセキュリティは技術だけではなく、従業員の意識も重要です。SonicWallのコンテンツフィルタリングサービスを利用することで、悪意のあるドメインやIPアドレスへのアクセスをブロックし、従業員が思わぬ感染を引き起こすリスクを軽減します。自社のセキュリティを強化するためには、こうした包括的なセキュリティ対策と共に、従業員の教育も欠かせません。従業員がセキュリティに対して高い意識を持つことで、企業全体のリスクを低減できるのです。

SonicWallは、27年以上にわたってサイバー犯罪に立ち向かい、世界中の中小企業や団体を保護してきました。今後も、セキュリティソリューションの進化を続け、より安全な環境を提供していくことでしょう。詳細情報や最新ニュースは、SonicWallの公式ウェブサイトまたはSNSでご確認ください。

会社情報

会社名
SonicWall Inc.
住所
東京都千代田区内幸町1-5-2内幸町平和ビル20F
電話番号

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