株式会社松伸の健康と安全を守る取り組み
埼玉県八潮市に本社を構える株式会社松伸は、1974年の創業以来、鉄筋工事を専門とした総合ソリューション企業として、その名を高めています。会社の理念として掲げている「明るく楽しく元気な会社 健康安全第一」の言葉通り、社員の健康と安全を最重視した経営が行われています。その結果、2026年7月現在で、10年連続した重大労働災害ゼロの記録を達成しました。
特に建設業界では労働災害が多く、厚生労働省は毎年7月を「全国安全週間」と定め、業界全体での安全意識の向上に努めています。それに沿った形で、松伸は年初から準備を進め、毎年5月には安全大会を開催し、社員や協力会社が共に知識を深める機会を設けています。
クーリングシェルターの設置
近年の厳しい暑さを考慮し、松伸では社員の健康を守るために「熱中症対策室」として新たにクーリングシェルターを設置しました。この部屋には、冷房の設備が完備されており、作業中の熱中症を未然に防ぐための休憩用マットやベンチ、さらにはスポーツドリンクや経口補水液も揃えられています。社員たちが必要なときに迅速に水分を補給し、適切な休息を取れるような環境が整えられています。
また、この夏期の間、会社内では自由に利用できるかき氷が提供されています。これにより、社員が気軽に体を冷やしながら水分補給を行い、熱中症対策につなげられるようになっています。もちろん、全社員にはファン付き作業服が支給され、現場での熱中症予防が徹底されます。
多言語での安全教育
松伸には、34名の外国人社員が在籍しています。そのため、安全教育も多言語で行われ、分かりやすさが重視されています。具体的には、安全に関する情報を写真やイラストを使用して伝えることにより、言語や文化の違いによる理解の差を解消し、全ての社員が安全について正しく認識できるようにしています。毎月の給与支給日に集まる外国人社員向けに、労働災害の事例や注意すべきポイントが共有され、継続的な学習の場が設けられています。
安全意識を育む活動
松伸では、安全意識を高めるため、日々の朝礼で社長が天候や時事に基づいて注意喚起を行います。各現場ごとでの安全パトロールや声掛けも徹底されており、社員一人ひとりが安全を自ら考えて行動する文化を育んでいます。このような活動が、事故の未然防止につながっているのです。
また、毎年5月末には、社員や協力会社を対象にした安全大会を開催し、最新の安全に関する知識や法律について学ぶ機会を提供しています。今年は道路交通法の改正に伴う自転車利用時の安全について講演があり、日常業務に直結した貴重な内容がシェアされました。
365日続ける安全文化
松伸の「健康安全第一」はスローガンとして掲げられ、実際の業務の根底に支えられています。創業当時からの風土を受け継ぎ、安全を一過性のもので終わらせず、365日続ける企業文化がしっかりと定着しています。また、この取り組みが結果として、社員にとって安全で働きやすい職場環境を提供し、4%という低い離職率にもつながっています。
結論
松伸は、全国安全週間に参加することで改めて安全への意識を高めていくと同時に、日常的に実践することが最も重要であると位置づけています。このように徹底した安全対策と教育の成果が、10年連続での重大労働災害ゼロの実現を支えています。これからも、全社員が命と健康を守る環境作りに貢献し、建設業界の未来をより安心・安全なものとしていくことを目指しています。