女性の健康が未来をつくる～セミナーで新たな取り組みを紹介～

女性の健康が未来をつくる

2025年11月26日から28日まで、東京ビッグサイトにて「Wellness Tokyo 2025」が開催され、その中でマイウェルボディ協議会が11月27日（木）11:00から、女性の健康をテーマにしたセミナーを行います。本セミナーのメインテーマは「未来をつくる女性の健康」です。

セミナーの目的

参加者に向けて、女性特有の健康課題に焦点を当て、それらが社会全体に与える影響を探求することを目的としています。特に、低栄養、月経障害、更年期障害といった多様な問題に関して、企業や行政の施策との連携についても議論します。近年、女性の健康問題は個人のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上のみならず、企業の生産性や行政の施策にとっても重要なテーマとなっています。

社会課題としての女性の健康格差

セミナーの特徴の一つは、女性の健康格差についての認識を深めることです。これまで見過ごされがちだった「低体重」や「月経困難」といった問題に光を当て、そうした課題が生じる背景やその解決策を探ります。現場での実践知を共有することで、参加者が自らの健康について考えるきっかけを提供します。

現場の実践知が集結

登壇者には、各分野の専門家が集結します。順天堂大学の田村好史氏は「女性の低体重低栄養症候群」についての講演を行い、その深刻さを訴えます。また、東京科学大学の寺内公一氏は働く女性の健康問題について、さらに花王の藤戸まり子氏が企業での女性健康支援の取り組みについて語ります。また、厚生労働省の平田有美恵氏は同省の女性の健康施策を紹介し、国の取り組みも意識されます。

自分らしい健康を選べる社会へ

セミナーの最終的な目標は、参加者が「自分らしい健康」を選択できる社会の実現です。ライフステージに応じた健康維持が、女性自身の手の中にあることが重要です。マイウェルボディ協議会は、心身の健康について考える場を提供し、健康に関する幅広い知見を共有できるよう努力しています。

詳細情報

セッション番号：WB-5
日付：2025年11月27日（木）
時間：11:00～12:30
場所：東京ビッグサイト東展示棟（Wellness Tokyo 2025 会場内）
主催：公益社団法人日本スポーツ・健康産業推進協会
協力：マイウェルボディ協議会
参加申し込みや詳細は、公式サイトをご覧ください。
マイウェルボディ協議会公式サイト