地質の日と土壌の魅力
2025-05-10 10:23:12

5月10日は地質の日!驚きの土壌を知る「すごすぎ土壌6選」

5月10日は地質の日!驚きの土壌を知る「すごすぎ土壌6選」



毎年5月10日は「地質の日」として地球の地質に目を向ける日です。これに合わせて、株式会社UPDATERが展開する「みんな大地」からは、これまでに全国127カ所で行った土壌調査の結果を基に、「すごすぎ土壌6選」が発表されました。これらの土壌はどんな魅力を持っているのでしょうか?

すごすぎ土壌6選の発表理由



「みんな大地」では、土壌の重要性やその役割に再認識を促すために、驚くべき特性を持つ土壌を選出しました。気づかれない地下の世界で、多種多様な生物が生息しており、彼らは食品や農業の未来を守る上で欠かせない存在です。

1. 神奈川県相模原市の菌根菌が育む奇跡の土壌



相模原市のabiofarmで採取されたこの土壌の菌根菌は、なんと土10gあたり約660個の胞子を含むと推定されます。1ヘクタールあたりで見ると、菌根菌資材換算で396億円分にも匹敵するわけです。想像以上の価値を持つこの土地は、実際には自然界で植物と共生しながら素晴らしい環境を提供しています。

2. 茅ケ崎市での植物と菌の共生



次に紹介するのは茅ケ崎市の農園つづくです。植物の根に共生する菌根菌の共生率は驚異の77%で、これは調査した67カ所の中で最高の数字です。この共生関係が、より健康な植物成育を促しているのです。

3. 所沢市の落ち葉堆肥から得られる微生物の多様性



所沢市の陽子ファームは「武蔵野の落ち葉堆肥農法」による微生物の多様性が自慢です。バクテリアの多種多様性指数は最高値を叩き出しましたが、地域の雑木林が減少している影響で、落ち葉を集めるのが困難な現状が課題となっています。

4. 茅ケ崎市の不耕起栽培での持続可能な農業



この土地では、耕作を行わない「不耕起栽培」が実践されています。この方法により、農場内の病害虫が見当たらず、自然環境がうまく保たれています。

5. 静岡県菊川市での有機抹茶とカーボンファーミング



流通サービスのHattori Tea Farmにて育まれる有機抹茶は、土壌中の炭素貯留量が地域の標準値の約4.5倍という驚きの結果が出ました。また、ソーラーシェアリングの導入により、持続可能な農業として評価されています。

6. 福島県矢吹町での土壌再生プロジェクト



アグロエコロジーは、4年前に荒れ地だった土地を3倍の炭素貯留量に回復させ、持続可能な農業のシンボルとなっています。農業と放牧の協働によって、土壌も生き返ったのです。

知識を得て、行動を変えよう



「みんな大地」では、これまでに知られていなかった土壌の魅力を見せるため、土壌調査の結果をWEBサイトで公開しています。知識を深め、自らの地域の自然資源を見直すきっかけとすると同時に、土壌保護の意識を高めることが重要です。

私たちが目に見えない地下の世界に目を向け、土壌生物たちの働きを理解することで、豊かで持続可能な未来を作ることができるかもしれません。

地質の日を機に、土壌の重要性を再確認し、未来に向けて一緒に行動しましょう。詳しい情報は「みんな大地」のウェブサイトにアクセスしてください。

みんな大地へのアクセス


みんな大地公式サイト



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会社情報

会社名
株式会社UPDATER
住所
東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22サンタワーズセンタービル8F
電話番号
03-6805-2228

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