モリンガによる新たな健康皮膚維持の提案
1970年代以降、多くのスーパーフードが注目を集める中、モリンガが持つ驚異的な美容効果に期待がかかっています。株式会社テクノーブルはその中から新たな美容成分、「モリンガシード-TN-W」を開発しました。これはモリンガの種子から抽出されたもので、慢性的な肌あれや乾燥を防ぐことが期待されています。
背景:乾燥肌の原因とは?
近年、エアコンや乾燥した季節、ストレスなどが相まって、乾燥肌に悩む人が増えています。これらの要因はお肌に多大な刺激を与え、肌細胞内で活性酸素を生成します。この活性酸素(ROS)は、肌のバリア機能を支える重要な構造、タイトジャンクションの形成を妨げるため、乾燥肌トラブルを助長する要因となります。テクノーブルは、こうした問題を解決するために細胞レベルで研究を進め、モリンガからのエキスがROS発生を抑えることを発見しました。
研究成果とモリンガシード-TN-Wの効果
「モリンガシード-TN-W」は、慢性的な肌トラブルの原因であるROSの持続的な発生を抑える効果が実験によって確認されました。これにより、肌バリア機能の低下を防ぎ、乾燥によるトラブルを緩和することが期待されます。特に、季節に関わらず乾燥肌に苦しむ多くの方々には朗報と言えるでしょう。
モリンガの持つ特異な成分「ネオモリンギン®」
また、テクノーブルでは「モリンギン」という生理活性成分にも着目しています。モリンギンは不安定な性質があるため、化粧品に利用するのが難しいとされていました。しかし、独自の製法(DG製法)によってモリンギンを安定化させ、より効果的に利用できる「ネオモリンギン®」の開発にも成功しました。この成分は、肌の抗酸化に寄与する酵素の遺伝子発現を促進する効果があることが確認されており、さらなる期待が寄せられています。
今後の展望
テクノーブルは、国産化にも力を入れ、モリンガを使用した美容商品の可能性を探求し続けています。活性酸素の発生を抑制し、肌の健康を維持できる新しいアプローチとして、モリンガシード-TN-Wを積極的に展開していく方針です。
この研究成果は、2024年11月に神戸で開催される第2回日本化粧品技術者会学術大会でも発表される予定で、業界内外からの注目を集めることが予想されます。テクノーブルは、これらの技術を通じて皆様のお肌の美しさを引き出し、生活の質を向上させることを目指しています。
お問い合わせ情報
詳細や製品についての情報は、株式会社テクノーブルのウェブサイトをご覧ください。
株式会社テクノーブル
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