指紋認証で手ぶら観光が実現！？「ツーリズムEXPOジャパン2017」の注目技術とは

手ぶら観光の未来が先取りできる「ツーリズムEXPOジャパン2017」

「ツーリズムEXPOジャパン2017」が、2017年9月22日から24日に東京ビッグサイトで開催され、今注目のテクノロジーが紹介される。特に、株式会社Liquidが開発した指紋認証システム「Touch&Pay」は、観光に革命をもたらすものとして期待されています。本記事では、この技術がどのように観光体験を変えるのか、その詳細をお届けします。

「Touch&Pay」とは？

「Touch&Pay」は、経済産業省が推進する「IoT活用おもてなし実証事業」の中心的なサービスです。このプラットフォームは、訪日外国人向けにストレスフリーな観光体験を提供し、さまざまな決済方法やサービスを指紋認証を用いて可能にします。「Touch&Pay」は、複数の企業と連携しており、その中にはJTBコーポレートセールスや横浜市の創建などが含まれています。

このシステムの最大の魅力は、何も持たずに観光を楽しめる、「手ぶら観光」を実現している点です。観光客は、パスポートや現金を持ち歩く必要がなく、指紋認証だけで様々なサービスを利用できます。

体験の具体例

「ツーリズムEXPOジャパン2017」では、来場者が指紋認証を体験できる2つの大きなアトラクションが用意されています。ひとつは、毎日先着100名に絶品どんぶりをプレゼントする企画です。来場者は、ブースで指をタッチするだけで、チケットを受け取ることができます。これは、指紋を使った新しい形式のチケット支払い体験を提供するものです。

もうひとつは、手荷物を指紋認証で預けるサービスです。これにより、持ち物を心配することなく、イベントを楽しむことができます。お預かりした手荷物に対して発行される番号札も、指を使って受け取るため、なくす心配がありません。この新しいサービスは、観光客に対してこれまでにない快適さを提供しています。

高精度な指紋認証技術

「Touch&Pay」は、従来の生体認証技術に比べて約9万倍もの精度を誇ります。その誤認率は900億分の1という驚異的な数値です。また、指紋を直接保存せず、データを暗号化するため、セキュリティ面でも非常に高い安全性が確保されています。

より安心して使えるこの技術は、旅行前から旅行後にかけて、訪日外国人がスムーズにサービスを享受できることを目的としています。

まとめ

「ツーリズムEXPOジャパン2017」は、業界関係者だけでなく一般来場者にも多くの新しい体験を提供するイベントです。これを機に、指紋認証を通じて『手ぶら観光』の未来を体験してみてはいかがでしょうか。現金不要の世界がすぐそこまで来ています。ぜひ、会場で「Touch&Pay」の魅力を体感してください。イベントの詳細や先着条件は公式サイトをチェックしてみてください！