ペッツファーストグループの2025年2月度ペットレポート
「Pets always come first」の理念のもと、ペッツファーストホールディングス株式会社(以下、ペッツファースト)は、2025年2月度のペット流通データを発表しました。これは、全国の信頼できる契約ブリーダーから直接仕入れたペットの数値を示しており、業界における責任あるペット販売の実現を支援する取り組みを反映しています。
契約ブリーダーとの取引状況
2025年2月の間にペッツファーストが取扱ったペットは合計1,462頭で、その内訳は犬が71.5%、猫が28.5%でした。取引先の契約ブリーダーは266名にのぼり、すべてのペットはオークションを経由せず、直接販売されています。また、ペットの心身の健康を守るため、取引時の生後日齢を57日齢以上から60日齢以上に引き上げることを発表しました。2月度では生後60日齢以上のペットが95.3%に達しています。
ショップでのペット販売状況
P's-first店舗でのペット販売数は1,480頭となり、内訳は犬が76.4%、猫が23.6%でした。販売時点での日齢平均は104日であり、店舗在所からお客様の元に迎えられるまでの平均期間は43日でした。また、ペットの衝動買い防止と責任を持った終生飼育を推進するため、全てのお客様に「ペットのお迎え前セミナー」の受講をお願いしています。受講者全員がペットを契約したという結果は、この取り組みの成果を示しています。
譲渡やペットケアに関する取り組み
ペッツファーストでは、疾患が見つかったペットに対し、治療後に里親を探す「ペットケア&アダプションセンター日光」があります。2月末時点で70頭がこの施設で生活しており、63頭が里親を募集中です。
解約及び返還状況
2月には13頭が解約となり、うち9頭は新しい家族に迎えられました。残りは治療中または家族募集中です。全てのペットの将来に責任を持ちながら、最良の家族を見つける努力を続けています。
死亡事故率とその原因
残念ながら、2月中に死亡事故が10頭発生しました。死亡率は0.88%で、主な原因は消化器疾患や呼吸器疾患でした。ペッツファーストでは「死亡事故ゼロプロジェクト」を運営し、この数を減少させるための努力を続けています。気温の変化が体調に与える影響を理解し、ペットの健康管理を徹底することが求められています。
ペットの治療と回復への取り組み
今月度には55頭のペットが重症から回復しました。特に注目すべきは直腸脱の手術を行ったペットの例で、術後は快復し、里親探しが始まる予定です。
企業としての理念と今後の展望
ペッツファーストホールディングスは、ペットの健康と幸せを中心に据えた活動を行い、透明性を持った運営を続けていく所存です。ペットの命を守るための取り組みを通じて、信頼されるパートナーとなることを目指しています。今後も、この理念のもとでペットとその家族の幸せな生活を考慮した施策を推進してまいります。