寿司職人大会
2025-08-25 16:44:33

世界一を決める寿司職人大会、リトアニアの選手が栄冠に輝く

世界一の寿司職人を決定する大会が開催



2025年8月21日と22日の二日間、東京ビッグサイトにて「WORLD SUSHI CUP(R) JAPAN 2025」が開催されました。これは、外国籍の寿司職人たちが衛生管理や調理技術を競い、世界一の寿司職人を決める国際大会です。今年で12年目を迎え、参加国は17ヶ国に及び、24名の選手が集結しました。

予選大会と決勝の詳細



大会初日は「江戸前寿司オープンコンペティション」と題し、出場者は「仕込みの部」「お造りの部」「握りの部」の3つの部門に分かれて審査されました。各部門では、衛生管理の厳格さや、江戸前寿司の基本となる調理技術が重視されました。その結果、上位15名が翌日の決勝大会「創作寿司オープンコンペティション」へと進出します。

決勝では、選手たちの独創性が試され、各自が考案したテーマに基づく創作寿司がプレゼンされました。審査では、見た目や味、独自のアイデアなどが審査員に評価されました。

栄えある優勝者はリトアニア出身



今回の大会で栄冠に輝いたのは、リトアニア出身のアイリス・ザパスニカス選手。彼は、「大会には2回目の参加で、素晴らしい選手に囲まれて圧倒されていました。私よりも優れたシェフが多いと感じていますが、審査員の方々に感謝申し上げます」と謙虚にコメントしました。

他の受賞者には、総合2位にルーマニアのソリン・ザハリア選手、総合3位にブラジルのバルター・ホゼ・ドス・サントス選手が続きました。

大会の意義と参加者の声



世界中から集まった寿司職人たちが技術やアイデアを競い合うこの大会には、大きな意義があります。単に技術を競うだけでなく、文化交流の場ともなり、各国の寿司文化を知る良い機会でもあります。参加者たちからは「新しいインスピレーションを受けた」「他国の文化を体験でき、非常に充実した時間だった」との声が聞かれました。

大会は農林水産省や多くの協賛企業に支えられ、今後の寿司文化の発展を促進する重要な役割を果たしています。審査員の中には、国際的に有名な寿司教育者や日本食の普及に貢献している専門家が揃い、厳格な審査が行われました。

今後の展望



このように、多国籍の寿司職人が集まる「WORLD SUSHI CUP」は、寿司文化の国際的な発展を目指します。次回の大会がどのような形で実施されるか、今から楽しみです。

2025年は、寿司を巡る国際的な競技と交流がさらに進む年となることでしょう。是非、次回も多くの方々に応援していただきたいと思います。今後の大会に向けて、各選手がさらなる高みを目指して研鑽を重ねる姿を見逃せません。


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WORLD SUSHI CUP(R) JAPAN運営委員会
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