幻想短歌の魅力
2025-10-28 09:23:35

幻想的な短歌の世界を広げる新刊『鴉は硝子のフリルで踊る』

新たな短歌の魅力を発見するアンソロジー



紀伊國屋書店新宿本店の詩歌担当、梅﨑実奈さんが初めて編纂した短歌アンソロジー『鴉は硝子のフリルで踊る』が、2025年10月28日に発売されます。この本は、圧倒的な愛情と深い知識が溢れる梅﨑さんの詩歌売り場での経験から生まれた、147首の幻想的な短歌を集めたものです。

梅﨑実奈の詩歌への情熱


梅﨑実奈さんは、10年にわたり紀伊國屋書店新宿本店で詩歌の棚を担当してきました。彼女の情熱と専門性が反映された「詩歌売り場」は、日本の書店の中でも常にトップを走り続けています。特に彼女がセレクトした書籍は、多くのファンに愛されており、遠方から訪れる読者も少なくありません。

幻想の短歌に込められた思い


アンソロジーの選歌にあたって、梅﨑さんは自身が感銘を受けた幻想的な作品を振り返りました。「好き」の原点に立ち返り、偏愛をもって選び抜かれた147首は、歌人・装幀家の花山周子さんからも称賛されています。この本は、「定家が集めた小倉百人一首の現代版」とも言われ、多くの読者に親しまれることでしょう。

現代短歌のトップランナーたち


本書では、石川美南、川野芽生、東直子など、現代短歌を牽引する優れた歌人たちが紡ぐ短歌が掲載されています。彼らの作品は幻想的な視点が鮮やかに表現されており、一冊に凝縮された短歌の美しさを堪能できます。これにより、短歌の世界がより身近に感じられることでしょう。

装幀にもこだわりを


このアンソロジーの装幀や装画は、花山周子さんが手掛けています。心を奪うビジュアルと、美しさあふれる造本は、まさに書店員と芸術家の愛が響き合った結果です。書架に並べたくなるような美しい一冊で、詩歌を愛するすべての人にとって特別な存在となるでしょう。

発売情報


『鴉は硝子のフリルで踊る』は、46変形判の上製本で148ページ、一部の作品が収録されています。税込定価は2,530円で、ISBNは978-4-309-03233-7です。電子書籍としての発売予定はないため、現物の魅力を直接手に取って感じることをお勧めします。

まとめ


梅﨑実奈氏が生み出した短歌アンソロジー『鴉は硝子のフリルで踊る』は、詩歌をより身近に感じ、楽しむための素晴らしい一冊です。幻想的な短歌の世界をお楽しみください。発売初日には、紀伊國屋書店新宿本店の店頭で注目を集めることでしょう。詩歌の守護神が贈る新しい短歌の形を、ぜひ手に取って実感してみてください。


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会社情報

会社名
河出書房新社
住所
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201

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