おでかけリッププログラムとは
東京都に拠点を置く認定NPO法人Living in Peaceが、2025年度の体験プログラム「おでかけリップ」の公募を開始しました。このプログラムは、外国にルーツを持つ子どもたちや、母子生活支援施設出身の子どもたちを対象に、非日常的な体験を通じて社会とのつながりを感じてもらうことを目的としています。2022年度から実施されているこの活動は、子どもたちが自然・文化・社会体験を行う機会を提供し、彼らの成長を支援しています。
2025年度のプログラム内容
「おでかけリップ」では、下記のようなプログラムが予定されています。
子どもたちが自然の中で果物を摘むことを通じて、収穫の喜びや食の大切さを学ぶプログラムです。
日本の伝統工芸を体験することで、文化に対する理解を深めることが期待されます。
職場を訪問し、働くことの意義や社会の仕組みを学ぶ機会です。
自然の中でのキャンプ活動を通じて、仲間との絆を深めます。
プログラムの内容を振り返り、学びを整理するためのワークショップを行います。
応募要件について
プログラムの対象は、2025年4月1日時点で小学校5年生から中学校3年生に該当し、以下のいずれかまたは両方に該当する方です。
- - 母子生活支援施設出身者
- - 外国にルーツを持つ子ども(少なくとも片方の親が外国出身で、日本に移住した方や日本で生まれた方)
また、応募者は以下の証明が求められます。
1. 支援団体が応募者の外国ルーツを証明できること
2. 母子生活支援施設の場合は、その現入所者または過去入所者であることを証明できること
応募方法と流れ
応募は以下の手順で行います。
1.
応募フォームに記入
特設ページから応募し、必要情報を入力。
2.
証明書の提出
支援団体から応募者が支援を受けていたことに関する証明書を提出。
3.
参加通知とオリエンテーションの案内
Living in Peaceから対象者にオリエンテーションの案内が届きます。
4.
LINEグループへの招待
オリエンテーション参加後、LINEグループに招待されます。これに参加しなければなりません。
応募締め切り
応募の締め切りは、2025年9月14日(日)23:59です。各プログラムに参加を希望する場合、定員オーバーの場合は抽選で参加者が決定されます。
Living in Peaceについて
Living in Peaceは、機会の平等を通じた貧困削減を目指す認定NPO法人です。この団体は、途上国や難民、国内の子どもたちが抱える問題を解決するために活動しており、全てのメンバーが本業を持ちながらボランティアとして活動しています。代表理事の龔軼群氏を中心に、活動を展開しています。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください:
Living in Peace