リミックスポイント、Non-FIT低圧太陽光発電所第1号機の発電開始

リミックスポイントの新たな挑戦

株式会社リミックスポイント（証券コード：3825）は、2024年7月からのNon-FIT低圧太陽光発電所の開発に着手し、第一号機の発電を開始したことを発表しました。このプロジェクトは、急増する再生可能エネルギーの需要に応えるものであり、持続可能な社会の構築に寄与する重要な一歩と位置づけられています。

発電所について

新たに発電を開始したのは「水戸天神脇発電所」で、茨城県水戸市に設置されています。この発電所の出力は49.5kWで、年間の想定発電量は114,216kWhに達します。この量は、おおよそ670世帯の年間消費電力に相当し、同時に58,479kg-CO2の削減も期待されています。この二酸化炭素削減量は、6,645本のスギの木が1年間に吸収する量に等しいとされ、環境への配慮が感じられます。

今後の計画

リミックスポイントは、2025年3月までに合計30～35箇所のNon-FIT低圧太陽光発電所を開発する見通しです。これにより、全体の年間想定発電量は約2,800,000kWhに達し、次世代のエネルギー供給の基盤を築くことを目指しています。発電所で生成された電力は、リミックスポイントの顧客に電源として販売されるだけでなく、将来的には顧客との直接契約（PPAなど）の可能性も検討しています。

企業のビジョン

リミックスポイントは「創電・発電・蓄電を創造する」という理念のもと、カーボンニュートラルを目指しながら、エネルギーの新しいスタンダードを提供することを目指しています。電力小売事業を中心に、蓄電池事業や省エネコンサルティングなどのレジリエンス事業も展開しており、SDGs推進企業としての取り組みを強化していく方針です。