マルゴト株式会社、2億円の資金調達を実施し国の人材不足解消へ

マルゴト株式会社、資金調達を成功させる

北海道札幌市を拠点とするマルゴト株式会社が、融資と社債を通じて2億円の資金調達を行い、総額7.3億円の資金調達を完了したことを発表しました。この調達により、同社は人手不足が深刻化する日本のビジネス環境において、新たなサービス展開を進めます。

深刻な人手不足問題

現在、多くの業界が少子高齢化の影響を受け、特に地方や中小企業は顕著な人手不足に苦しんでいます。「採用担当すら採用できない」という声が挙がる中、マルゴトは採用代行サービス「まるごと人事」を通じて、全国の中小企業の採用活動を支援しています。さらに、簡易版の「まるごと人事ライト」の導入により、多くの地方企業からのニーズ増加が見込まれています。

サービス強化の方向性

同社は今回の資金調達を通じて、既存の「まるごと人事」サービスに加え、「まるごと労務」「まるごと経理」といったバックオフィス業務の強化を図ります。人手不足による採用の課題のみならず、企業が抱える労務や経理の問題にもしっかりと向き合い、持続可能な組織作りの支援を目指します。また、まるごと人事のノウハウを活かした人材紹介サービスも提供し、企業に合った優秀な人材の採用をサポートします。

具体的な資金用途

今回調達した2億円は、以下の目的で使用される予定です。
1. 「まるごと労務」「まるごと経理」サービスの開発
2. 「まるごと人事エージェント」部門の拡充
3. 地方企業や中小企業向けアプローチの強化

このように、多角的なアプローチを通じて、マルゴトは企業における人材活用と定着に向き合っていきます。

代表者の声明

マルゴト株式会社の代表取締役、今啓亮氏は「人手不足という社会課題に本質的に向き合い、企業の成長の伴走者であり続けることを目指しています」と話しました。採用が実現しても、バックオフィス機能が整っていなければ企業の持続可能性は担保できません。そこで、同社は「まるごと労務」や「まるごと経理」といったリソースの強化を図ります。企業が抱える様々な問題に対して、柔軟な解決策を提供していく姿勢が伺えます。

今後、マルゴトがどのように人手不足問題を解決し、全国の中小企業を支援していくのか注目です。また、採用やバックオフィス業務の効率化を求める企業にとって、多くの期待が寄せられることは間違いありません。