株式会社HOKUTO、西日本がん研究機構と業務提携を締結し新たな医療情報発信へ

HOKUTOが西日本がん研究機構（WJOG）との業務提携を締結

株式会社HOKUTO（渋谷区）は、2025年5月20日付で西日本がん研究機構（WJOG）と医療情報の発信に関する包括的業務提携を結びました。これにより、WJOGの公式アカウントが運用され、最新の研究成果や臨床試験情報を広く発信していくことになります。

提携の背景

HOKUTOはこれまで、特にがん領域における医学情報の発信に注力してきました。医師会員数が10万人を超える中、患者のために信頼性の高い情報が求められる現状があります。WJOGは、若手研究者の育成や研究環境の向上にも力を入れており、近年では組織の高齢化が進む中、若手人材の確保が急務となっていました。このような背景から両者は、情報発信力と臨床知見を組み合わせることで、より良い医療サービスの提供を目指すことになりました。

今後の取り組み

提携に際し、以下のような具体的な取り組みが予定されています：

- 最新の研究成果や臨床試験に関する情報発信
- WJOGおよび関連医療施設へのインタビュー記事の掲載
- がん領域に関する解説コンテンツの制作
- WJOG主催セミナーの情報配信

WJOGからのコメント

WJOG理事長である山本信之氏は、HOKUTOとの提携を非常に喜んでおり、30年以上にわたるがん診療の 발전に貢献してきた経験を持つ組織として、信頼性と速さを兼ね備えた情報発信が重要であると述べました。この提携を通じて、全国の医師に最新情報を迅速に提供できることが期待されています。

教育広報委員会委員長の三浦理氏も、HOKUTOの利便性の高い機能を活用し、今後WJOGの臨床試験やセミナー情報を広く発信していく意向を表明しました。これにより、情報提供を通じたがん治療の進歩を共に目指す仲間が増えることを願っています。

西日本がん研究機構（WJOG）について

WJOGは1991年に設立され、30年を超える歴史を持つ多施設共同臨床試験グループです。呼吸器や消化器、乳腺などの分野で多くの研究を推進しており、全国386施設で920名の会員を擁しています。今後は若手医師による研究組織も活用し、次世代研究者の育成に力を入れていきます。

HOKUTOの概要

HOKUTOは、医師向けの臨床支援アプリを提供し、医学情報の効率的な収集をサポートしています。臨床現場での情報共有を強化し、医療サービスの質の向上を目指す企業です。今回の提携により、がん治療の最前線のニーズに応えるべく、さらに進化したサービスの提供が期待されます。

HOKUTOの公式サイト： HOKUTO
WJOGの公式サイト：西日本がん研究機構