スポGOMI甲子園2025長野県大会大盛況!
2025年11月2日(日)、長野市権堂イーストプラザ広場にて『スポGOMI甲子園2025 長野県大会』が開催され、熱戦を繰り広げたのは全18チーム、63名の高校生たちです。彼らは3人1組のチームを結成し、制限時間内に指定エリアでごみを拾い、その質や量を競いました。
環境を考える重要なイベント
「スポGOMI」とは、ごみを拾うことを競技として捉えたイベントです。最近、海洋ごみの問題が深刻化しており、その約80%は陸地から流出しているとのこと。私たちが日常生活から意識して行動することが、この問題解決の第一歩となります。この大会は高校生たちに生活と海洋ごみ問題の関係性を理解してもらうことを目的としています。
大会の結果は?
今回の大会で優勝を果たしたのは、上田千曲高校のチーム「ヨッシーズ」。彼らは約12kgものごみを1時間で集め、その丁寧な取り組みが評価されました。地元の繁華街・権堂エリアでは、空き缶や吸い殻、ペットボトルが目立ち、特に雨が降った前日からの傘のごみも多く見られました。参加者たちがごみ拾いを楽しむ一方で、ポイ捨ての実態を知る貴重な体験をしたことでしょう。
オリジナルアイテム活用のチームも
また、オリジナルアイテムを使用してごみ拾いを行ったチームが2組存在し、その中から「YUME」チームがオリジナルアイテム賞を受賞しました。彼らは、イラスト付きのごみ袋を使い、ごみ削減を訴えました。参加チームの工夫やアイデアが見られる場面もありました。
将来の環境意識へなイメージ
優勝した「ヨッシーズ」チームの一員は、こう述べています。「まちは一見きれいですが、意識して見るとたくさんのごみが落ちていることに気づきました。特に、駐車場の外側には多くのごみが捨てられていて、ごみ箱に捨ててほしいです。プラスチックごみが海に流れる問題を意識しながら、全国大会では全力でごみを拾いたいです。」
全国大会に向けて
これから開催される全国大会には、各県での予選を勝ち進んだチームが出場します。未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一」を目指し、競い合うことになります。このイベントは、ただの競技ではなく、環境問題に対する意識を高めるとともに、未来の日本の姿を考える重要性を伝えています。
まとめ
今、私たちは環境問題に直面していますが、その解決には一人ひとりの行動が不可欠です。高校生の力を借りて、これからもごみのリサイクルやマナーの重要性を広めていくことが必要です。彼らの情熱が未来に良い影響を与えることを期待しています。今後の活動にも注目していきたいと思います。