高橋真琴展が日本橋三越で開催
高橋真琴の米寿を祝う展覧会「高橋真琴 『百花繚乱』展」が、7月20日より日本橋三越本店で行われています。60年代から少女を描き続け、多くのファンに愛されてきた高橋氏の作品が、今再び多くの人々に感動を与えています。
この展覧会には、今年88歳を迎えた高橋真琴氏の作品が数多く展示販売されています。特に注目すべきは、ウクライナの少女を描いた新作「ひまわりの祈り」。高橋氏は自身の作品を通じて、観る人々に癒しや多幸感を届けたいと語り、その思いは平和を願う気持ちに直結しています。
展覧会の見どころ
展示されている原画は、2019年作の「花のエレーヌ」や、直筆のサイン入り版画「花のマドモアゼルII」など、数々の名作が揃っています。また、昨年までの作品から最新作までが幅広く出品されており、美術館クラスの大作も手に取ることができます。
特にウクライナの情勢が厳しい中で描かれた「ひまわりの祈り」は、民族衣装を身にまとった少女が平和への願いを込めた作品として、来場者から大きな注目を集めています。高橋氏はこの作品を通じて、「皆がそれぞれの方法で平和を表現できること」を思い願っています。
新作グッズで懐かしのイラストも楽しむ
展覧会の開催を記念して、70年代に描かれたイラストを用いた記念グッズも登場しました。クリアバッグやポーチ&ハンドタオルセットなど、懐かしさ溢れる商品がラインナップされています。特に「ロープハンドルクリアバッグ『花帽子の少女』」は、大人気のため、数量限定です。
作家との交流イベントも
7月23日には、作家の高橋真琴氏が来場し、サイン会が開催されます。額装作品の購入者先着50名には整理券が配布されるとのこと。ファンにとって、直接作家と触れ合える貴重な機会となるでしょう。
高橋真琴が描く「少女」とは、単なるイラストやキャラクターの枠を超え、深いメッセージを持っています。「かわいい」は平和を願う気持ちそのものであり、彼女の作品がこの困難な時代に望まれるように、皆に平和への願いを伝え続けているのです。ぜひこの機会に、会場に足を運んで、その魅力を実感してみてください。
詳細情報
- - 会期: 2023年7月20日(水)から
- - 場所: 日本橋三越本店
- - 公式サイト: 日本橋三越
この展覧会は、少女画の巨匠・高橋真琴の魅力を存分に楽しむことができる貴重な機会です。