お江戸深川さくらまつり2025年春の特別イベントを開催

お江戸深川さくらまつり2025年について

江戸の風情と共に春を楽しむ「お江戸深川さくらまつり」が、2025年の春も盛大に開催されます。3月22日（土）から4月6日（日）までの期間、東京の江東区の風光明媚なエリアで実施されるこのイベントは、江戸の人々が愛した花見の魅力を再現するものです。特に、水の上から桜を楽しむ特別な体験として注目されています。

イベントの見どころ

本祭りでは、和船、動力船、カヌー体験など、様々な方法で水上から桜を楽しむことができます。大横川や隅田川沿いに立ち並ぶ桜並木は、美しい春の訪れを告げると共に、訪れる人々を魅了します。特に、水面すれすれの桜を間近で見ることができるという贅沢感は、ここならではの体験といえます。

水上からの花見

この祭りの目玉は何と言っても、船に乗って桜を楽しむことです。黒船橋から出発し、大横川を周遊したり、隅田川ミニクルーズを楽しむことが可能です。また、江戸時代から続く水運の歴史を感じながら、桜の美しさを堪能できるのも醍醐味の一つです。

和船乗船体験

特に人気のあるのが、江東区和船友の会による和船乗船体験です。土日のみの開催で、朝9時30分から整理券が配布されるため、早めの来場がオススメです。櫓（ろ）を使っての伝統的な遊覧は、江戸の香りを感じさせる特別な体験です。

そのほかのイベント

イベント期間中には、新内流しによる三味線の演奏が行われ、江戸の雰囲気を一層盛り上げます。観客は、演奏に合わせて和船を見送り、拍手でお出迎えします。また、石島橋の近くに設けられる休憩所では、地域の名店の深川飯やおせんべいも楽しめます。ここでは、季節の花々と共に、食を通して深川を感じることができます。

夜桜の魅力

桜の見どころは昼間だけではありません。夜には桜並木がライトアップされ、幻想的な景色が広がります。黒船橋から東富橋までの桜や飲食店の窓から見える夜桜は、心に残る美しい光景となるでしょう。毎日17時から22時までの間に行われるライトアップは、東京駅近くの高層ビル群が借景となって、特別な思い出を提供します。