新しいドラマの形
2025-01-21 10:23:38

日本のドラマを新たな視点で考察する一冊『あらがうドラマ』2025年発売

西森路代の新著『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』



2025年3月17日(月)、著名なライター西森路代の新しい書籍『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』が刊行されます。本書は、日本のテレビドラマの魅力を多角的に掘り起こし、社会や価値観の変化に対する敏感な考察を提供する一冊です。著者は香港、台湾、韓国のエンターテイメントにも精通しており、これらの作品との比較を交えながら、日本のドラマが持つ独自の視点を鮮やかに描き出します。

日本のドラマの魅力とは



「日本のドラマはつまらない」と言う声がよくあります。その背景には、韓国ドラマが社会問題を巧みに織り込んだストーリー展開が評価される一方、日本のドラマが政治的要素を取り上げることが少ないという現実があるのかもしれません。しかし、西森はそんな見解に反論し、日本のドラマにも十分に社会やフェミニズムを反映したものがあり、それらの作品には深いメッセージが込められていると主張しています。

本書では、様々なテーマに基づいて厳選されたドラマ23作品が取り上げられています。「労働」「恋愛の現在地」「生殖」「性加害」「たたみゆく暮らし」「出会いと分岐点」、さらには2024年に話題の『虎に翼』まで、選び抜かれた作品群は、現代社会における「抗う」姿勢を象徴しています。それぞれの作品がどのように現代の価値観を反映し、どのように視聴者に考えさせるきっかけを提供しているのかが詳細に語られています。

本書執筆のきっかけ



西森が本書を執筆する際には、視聴者に日本のドラマの魅力をもっと知ってもらいたいという強い願いがありました。特に『虎に翼』を観て関心を持った視聴者に対して、他にも素晴らしいドラマがたくさんあることを知ってほしいとの思いがありました。それに加え、日本のドラマに興味を持つ人々とその良さを共有したいと考え、執筆に取り組むことにしたと語っています。

特別付録としての対談



さらに、本書には2024年の注目作『虎に翼』の脚本を手掛けた吉田恵里香との特別対談が収録されています。この対談では、現代のテレビドラマ制作の裏話や、作品に込められた想いについて深く掘り下げています。

公式サイトの紹介



公式サイトでは、書籍で取り上げるテーマや関連ドラマが紹介されており、視聴できる動画配信サービスへのリンクも付いています。これによって、興味を持った方がすぐに視聴し、ドラマを楽しむことができる仕組みも整っています。

注目の内容



『逃げるは恥だが役に立つ』や『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』など、視聴者の心に響く作品群が紹介されています。労働や恋愛、生殖、性加害といったテーマは、現代を生きる私たちにとって重要なメッセージを持つものであり、これらを通じてドラマがどのように私たちの生活や思考に影響を与えるかを考えさせられます。

著者について



西森路代は愛媛県出身で、フリーライターとして日本のテレビドラマや韓国映画に関する多彩な記事を執筆しています。彼女の著作には、韓国映画やドラマに関する深い知見が詰まっており、インタビューやコラムなど幅広いジャンルをカバーしています。

定価は1870円で、272ページにわたる内容が詰まっています。この本は、ただのエンターテイメントとしてではなく、現代に生きる私たちに必要な視点を与えてくれることでしょう。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。詳細は公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
303BOOKS株式会社
住所
千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地幕張テクノガーデンB棟11階
電話番号
043-321-8001

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