新刊絵本『なのはないろの わたしのえ』の魅力
2025年2月6日、心温まる絵本『なのはないろの わたしのえ』が発売されます。この作品は、単なる物語にとどまらず、心の成長を描いた素敵なストーリーを通じて、読者にメッセージを伝えています。
主人公のくるみは、美しい菜の花畑を背景に、自身の絵を描くのです。しかし、彼女の努力は周りには理解されず、友だちにその絵を笑われて自信を失ってしまいます。落ち込んだ彼女が帰り道で出会ったのは、蜂飼いのおじいさん。
おじいさんはくるみの絵を見て、「このえは、おまえさんのあじがするね」と優しく語りかけます。この瞬間、くるみの心に響く言葉が彼女の心の雲を晴らし、自信を取り戻すきっかけとなります。
ハニー作りの秘密も学べる
この絵本では、蜂蜜作りの過程が描かれており、子供たちが自然の中で何が起こっているかについても学ぶことができます。みつばちがどのようにして蜂蜜を作るのかを描くシーンは、玉川大学ミツバチ科学研究センターの佐々木謙先生の監修で実現しました。このように、教育的な要素も盛り込まれているため、卒園や入学の時期にピッタリの一冊となっています。
作家と イラストレーターのこだわり
絵本の作り手である佐々木ひとみさんは、茨城県出身で宮城県在住。彼女は『ぼくとあいつのラストラン』で児童文学賞を受賞した実績を持ち、多くの作品を手掛けています。彼女の作品は、子供の心に響くメッセージが特徴的です。一方、イラストを担当したよしむらめぐさんは、大阪府生まれの元美術教員。精緻で魅力的な絵によって、物語にさらなる深みを与えています。
この絵本は、将来の卒園や入学を迎える子供たち、そしてその保護者にとって、心を豊かにしてくれる素敵な贈り物となることでしょう。
書籍情報
- - 書名: なのはないろの わたしのえ
- - 作: 佐々木ひとみ
- - 絵: よしむらめぐ
- - 発売日: 2025年2月6日
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 仕様: A4変型/32ページ
- - 発行: 世界文化ワンダーグループ
- - 発売: 株式会社世界文化社
公式サイトやAmazonでも購入可能ですので、ぜひ手に取ってみてください。