「まんがLiving」が大森に登場!
2025年4月18日、大田区大森にある複合施設「スマイル大森」に、新しい子どもたちのための居場所「まんがLiving」がオープンします。
このプロジェクトは、株式会社小学館集英社プロダクションが運営し、まんがを通じて育まれる共感体験によって、自己肯定感を高めることを目的としています。まんがは単なる娯楽の一部ではなく、子どもたちに新しい価値観や生き方を学ぶための重要な手段ともなり得ます。
プロジェクトの背景
「まんがLiving」プロジェクトは、児童施設や生涯学習センターなどさまざまな教育文化施設を運営している小学館集英社プロダクションから生まれました。多くの子どもたちが抱える健康課題や福祉的な問題に対して、まんがを用いて優しく包み込むような居場所を提供したいという願いから始まったのです。最初の設置は大和市に行われ、その後、今回の大森で4か所目のオープンとなります。
「まんがLiving」の特徴
1. まんがエリア
オープンスペース内には、「まんがLivingコンシェルジュ」が常駐し、500冊以上のまんがを揃えます。読者の人生に影響を与えた作品を通じて、子どもたちは新たな発見ができるでしょう。
2. しゃべり場
「しゃべり場」パネルを設置し、まんが作品について語り合う場を提供します。子どもたちが感情に基づいて共感体験を深め、他者との交流を促します。
3. 心のしおり
まんがの特定のシーンに共感を覚えることで、他の読者と同じ気持ちを共有できる「心のしおり」を設け、個々の感情体験を豊かにします。
4. 休けい室
地域の相談窓口としての役割を担い、福祉情報を発信します。
5. まんがLivingコンシェルジュ
定期的に配置されるコンシェルジュは、子どもたちとのコミュニケーションを通じて、共感体験を育てます。
オープン日と利用時間
新しい「まんがLiving」は、2025年4月18日、初日は10:00から21:45までの間でオープンします。その後は通常通り、9:00から21:45まで利用が可能です。大森北四丁目複合施設「スマイル大森」は、子どもたちが安心して過ごせる場所を提供します。
結びに
「まんがLiving」は、単なる読書の場ではなく、新しい価値観を模索し、感情を育む重要なスペースです。この施設を通じて、すべての子どもたちがより良い未来へと歩んでいけることを願っています。大森でのこのプロジェクトが、地域全体に心温まる影響を与えることを期待します。