アジアMBA取得増加
2019-08-07 09:50:01
アジアでのMBA取得、日本人増加中!キャリアアップへの新たな道
人生100年時代、キャリアの選択肢が広がる中、アジアでのMBA取得を目指す日本人が急増しています。近年、アジア留学協会による調査によれば、アジアでMBAを取得した日本人の数は過去10年間で1.5倍に増加。これは、教育機関の多様化やビジネス環境の変化が影響していると考えられます。
2010年から2014年の時点で、アジアでMBAを取得した日本人は120名でしたが、2015年から2019年にはその数字が178名に達しました。この結果から、特にシンガポール、香港、中国大陸の3地域の人気が高まっていることがわかります。2019年のデータによると、シンガポールでMBAを取得した日本人は全体の52%を占め、次いで中国大陸が26%、香港が22%という結果でした。
近年のトレンドとして、中国大陸のMBAプログラムへの進学が増えていることが注目されます。この背景には、アジアで高評価を得ている中欧国際工商学院(CEIBS)が、金融タイムズのグローバルMBAランキングで第5位に上昇したことが挙げられます。また、中国のITビジネスが活況を呈していることや、日中関係の改善も進学者数を押し上げている要因とされています。
アジア留学協会では、今後もアジアでMBAを取得する日本人の状況を毎年調査し、最新の留学動向を公開していく計画です。このような取り組みを通じて、社会人のキャリアチェンジを支援し、アジアで学ぶことの重要性を広めています。
また、協会は社会人向けのアジア留学情報サイト「アジアで学ぶ」を運営し、キャリアアップのための学びの場を提供しています。このサイトでは、MBAプログラム、中国語学習、他資格取得に関する情報を集約し、留学希望者が必要な情報にアクセスできるように工夫されています。
さらに、協会ではMBAキャンパスビジットツアーを企画しており、参加者は卒業生のガイドのもとで、中国大陸、香港、シンガポールの主要校を訪問することができます。これにより、留学先の実際の様子を体験し、学校選びに役立てることができます。
このように、アジア留学協会の活動は、日本のビジネスリーダーを育てるために重要な役割を果たしています。今後も、より多くの日本人がアジアに目を向け、キャリアを築く手段としてMBA取得を選ぶことが期待されます。アジアでの学びが、未来のビジネスシーンで大きな力になることは間違いありません。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人アジア留学協会
- 住所
- 東京都新宿区新宿2丁目12−13新宿アントレサロンビル 2F
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