不動産仲介業界の新たな風「楽賃ナビ」
リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社(LMC)が運営する不動産仲介専用の物件情報サイト「楽賃ナビ」が、2012年6月22日に利用店舗数1000件を達成しました。このサイトは、不動産オーナーや管理会社と仲介店舗の情報流通を円滑にすることを目的としており、業界において新たなスタンダードとなりつつあります。
「楽賃ナビ」は、2012年1月から本格稼働を開始し、その特異なビジネスモデルによってBtoB(企業間取引)に特化しています。これにより、一般のユーザー向けの物件情報サイトとは異なる形で、不動産情報の流通を効率化しています。LMCは、2007年に仲介店舗向けの物件訴求メディア「楽賃シートリスティング」の提供を始め、以来、東京都内を中心とした約7500社の賃貸マンション仲介店舗とのネットワークを構築してきました。この強力なネットワークを活用することで、「楽賃ナビ」は仲介業務の現場ニーズに応える形で進化し続けています。
楽賃ナビの機能と特長
「楽賃ナビ」は、仲介店舗が求める情報や機能を順次追加しており、以下のような特長があります:
1. 充実した検索機能
ユーザーは「所在地」や「賃料」などの基本的な条件に加え、マンションのブランド名や業務委託料、フリーレントの有無など、ニーズに応じた細かな条件で物件を検索できる点が強力です。このような先進的な検索機能を備えることで、仲介店舗業務の効率化を実現しました。
2. 募集図面の自動作成
全ての物件情報は、ワンクリックで募集図面として出力可能です。この際、仲介会社と管理会社それぞれのデザインを選択でき、顧客にとって魅力的な情報提供が可能になります。
3. 情報の鮮度維持
掲載される情報については、鮮度やコンテンツの充実度を基準に厳選されており、質の高い物件情報が保証されています。特に、間取り図や写真の掲載を義務付けることで、情報の信頼性を高めています。さらに、一定期間更新が行われない情報は自動でリストから外れる仕組みとなっており、活きた情報提供が実現されています。
4. 連携機能の強化
仲介業務に関するフィードバックを取り入れ、機能強化に活かす「楽賃シートリスティング」との連携も行っています。このことにより、仲介店舗が実際に物件を見たことがなくても、顧客に対して物件の詳細を説明できるようになっています。
今後の展望
LMCは、「楽賃ナビ」のさらなる普及を目指し、仲介業務の効率化を強力に支援していく方針です。また、今後はより多くの不動産会社との連携を進め、より豊富な物件情報を提供することで、不動産オーナー会社や管理会社とのマッチングを積極的に支援する予定です。
「楽賃ナビ」は、今後も仲介業務を支えるための新たな機能追加やシステム改良に取り組み、不動産仲介業界の成長を促進する役割を果たしていきます。業界関係者や不動産オーナーにとって、非常に価値のあるツールとなっている「楽賃ナビ」。この勢いはまだまだ止まることを知らず、今後の展開が期待されています。
会社概要
- - 会社名: リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社
- - 所在地: 東京都港区芝3-6-9芝公園プラザビル
- - 代表者: 阿久津裕
- - 資本金: 200,000千円
- - 従業員数: 55名
- - URL: LMC公式サイト