同志社女子大学でのリテラシー講義が学生に与えた影響と未来展望

正しい人生選択をするためのリテラシー講義

同志社女子大学の現代社会学部において、ブロードマインド株式会社による特別講義が実施されました。「正しい人生選択をするためのリテラシー」をテーマに、学生279人が受講。これにより金融リテラシーに対する理解が深まりました。

講義の内容

この講義では、以下のテーマが扱われました：

- 成人とはどういうことか：成人になることの意味や役割について。
- ライフプランの重要性：人生設計がどれほど重要か。
- 実際にライフプランを体験：ライフプランを立てる実践的なセッション。
- 日本の現状：金融の現状と学生たちが直面している課題。
- 自分自身の人生を考えること：学生たちが自分の人生設計を考えるきっかけ。
- 実際のトラブル事例：大学生が経験したマルチ商法の例。
- FPの需要と将来性：ファイナンシャルプランナーの役割と未来について。

講義スライドからの抜粋

受講生たちは、貴重な情報や実用的なテクニックを学び、将来の計画に対する具体的なイメージを持つことができました。講義の後に行われたアンケートでは、66%の学生がファイナンシャルプランニングへの関心を示し、受講後には92%が興味が高まったと回答しました。これは、受講前後で26ポイントも上昇したという結果です。

さらに、来年度から同志社女子大学でファイナンシャルプランニングの授業が開始されることに伴い78%の学生が「履修してみたい」と回答しました。

受講した学生の声

学生たちからは多くのポジティブな感想が寄せられました。例えば、1人の学生は「ライフプランはお金についても考える必要があると学んだ。このプランを活かして未来について考えていきたい」と述べました。他にも、「具体的な数字で将来の資金を計算することで現実を実感した」との意見もあり、講義を通じて多くの学生が意識を変えたことが伺えました。

また、異なる学生からは「危機感を感じた」「正しい情報の取捨選択が大切」「将来を見据えた判断を意識するようになった」など、実生活にも影響を及ぼすような多くの気付きがあったことが示されました。