2025年「WGP#1 Asian Championship」が大阪で開催、豪華な競技者と新モデル披露

2025年「WGP#1 Asian Championship」が大阪で開催

2025年5月15日から18日にかけて、大阪府貝塚市の二色の浜公園海浜緑地で「WGP#1 Asian Championship」が開催される。この大会は、パーソナルウォータークラフト（水上オートバイ）のレース「ウォータージェットワールドグランプリ」の一環。

大会は、日本大会、ベルギー大会、タイ大会の全3戦で構成されており、アジア選手権も併催される予定だ。最終戦となるタイ大会では、ウォータージェットワールドカップも開かれるため、世界中からトップライダーが集まり、競技の盛り上がりが期待される。選手権は様々なクラスに分かれており、使用機種や年齢、性別によって多様なレースが行われる。

カワサキの強力なラインナップ

カワサキは、グランプリの「Pro Ski Grand Prix」クラスに、アメリカの現地法人である「Kawasaki Motors Corp., U.S.A.」が支援する「Team Kawasaki Jet Ski」を送り込む。ライダーには、アメリカの国内選手権「Pro Watercross」で多くのタイトルを獲得したジミー・ウィルソン選手が名を連ね、昨年は同クラスでランキング2位という輝かしい成績を収めた。さらに、若き日本の才能、佐藤舞旺選手も参加し、注目が集まっている。

また、耐久レース「Pro-Am Endurance Open」クラスには、カワサキのフランス法人がバックアップする「Team Pastorello Compétition」から、6回のチャンピオン経験があるジャンブルーノ・パストレロ選手が参戦することが決定している。こうした実力者たちの出場により、タイトル争いが一層熾烈になることでしょう。

競技の進化とカワサキブース

本大会では、新モデルの「JET SKI SX-X 160」を参考出品するカワサキのブースも注目だ。さらに、大排気量ATV「BRUTE FORCE 750」や三輪電動ビークル「noslisu（ノスリス）」も会場で体験できる。カワサキブースではオリジナルグッズの販売も予定されており、ファンにとって嬉しい情報が満載だ。

参戦ライダーのプロフィール

- Team Kawasaki Jet Ski

- ジミー・ウィルソン
- 出場クラス: Pro Ski Grand Prix
- 生年月日: 1989年4月25日
- 佐藤舞旺
- 出場クラス: Pro Ski Grand Prix
- 生年月日: 2004年8月11日

- Team Pastorello Compétition

- ジャンブルーノ・パストレロ
- 出場クラス: Pro-Am Endurance Open
- 生年月日: 1972年10月9日
- ユーゴ・パストレロ
- 出場クラス: Expert Ski GP
- 生年月日: 1999年1月25日

マシン技術の高さ

参戦マシンの中でも特に注目されているのが、「JET SKI SX-R 160」だ。V型ハルデザインと1,498cm³の強力エンジンにより、圧倒的な加速力と高い旋回性能を実現。これにより、スタンドアップ・ウォータークラフトでの楽しさを存分に味わえる。

また、もう一つの華やかなモデル「JET SKI ULTRA 310LX-S」も紹介されており、300PSのスーパーチャージャー付きエンジンと高級感あふれるデザインを特徴とする。このモデルは、様々な条件下でスムーズなライディング体験を提供し、特に装備が充実している点でも競技者や一般ユーザーからの注目を集めている。

まとめ

2025年の「WGP#1 Asian Championship」は、大阪という地で多くの人々を惹きつけることになるだろう。ウィルソン選手やパストレロ選手といった実力派ライダーたちの走り、新モデルの展示、そしてカワサキの強力なサポートが加わることで、記憶に残るイベントになることは間違いありません。ぜひ、多くのファンが会場を訪れ、熱戦と興奮を体感してほしい。