蔵前に新たにオープンした美味しいヴィーガン＆グルテンフリーの店「アトミヨソワカ」

2025年4月29日、東京・蔵前に「アトミヨソワカ」がグランドオープンします。このお店は、2023年に大阪・大正で生まれたヴィーガン＆グルテンフリーの焼き菓子店で、「美味しく楽しめる」というテーマを持っており、さまざまな食の制約を抱えている人々にも楽しめる場を提供してきました。これまでのポップアップイベントや百貨店での催事を通じて、多くのお客様に支持されてきた「アトミヨソワカ」は、その理念と味を東京でも展開することとなります。

新しい蔵前店では、定番のクッキーやマフィンに加え、米粉を使用したベーグルプレートやキャロットケーキなど新たなメニューも取り揃えています。テイクアウトのほか、カフェとしての営業も予定されており、多様なシーンで利用できるよう工夫されています。

新たな楽しみと共に、地域密着の活動

「アトミヨソワカ」は、食を通じて社会の垣根を越え、みんなで心温まる瞬間を共有することを大切にしています。特に福祉との連携や持続可能な取り組みにも注力しており、誰もが安心して楽しめる美味しさを広げることを目指しています。

蔵前店の新メニュー

蔵前店では、大阪本店で人気の焼き菓子に加えて、ヴィーガン＆グルテンフリーの米粉ベーグルを使ったブランチメニューも新登場。小麦・卵・乳製品・白砂糖を使用していないため、健康を気遣う方やアレルギーを持つ方も安心して楽しめるメニューが豊富です。さらに、ハーブティーや植物性ミルクを使ったカフェラテなど、焼き菓子と相性の良いドリンクメニューも楽しめます。

ブランチプレートは、季節の野菜や豆をたっぷり使った内容で、満足感抜群。主食として選べる米粉ベーグルやバナナブレッドのほか、キャロットスパイスケーキやコーンブレッドなど、多彩な選択肢が用意されています。

美味しさへのこだわり

アトミヨソワカの焼き菓子は、「ヴィーガン＆グルテンフリー＝妥協」とは無縁で、「素材の力を引き出す美味しさ」を追求しています。四万十川源流の土佐れいほく米、JAS認証のオートミールやアガベシロップ、さらに自家製のりんご酵母など、原材料にこだわりを持ち、自然の恵みを最大限に生かしています。余分な添加物を使わず、シンプルながらも奥深い味わいを実現することで、アレルギーを持つ方や動物性食品を避ける方だけでなく、すべての人が楽しめるお菓子作りを心がけています。

店内の心地良い空間

1階に足を踏み入れると、シンボルツリーが迎えてくれる温かい雰囲気が広がります。このシンボルツリーは、間伐で伐採された木を再利用したもので、自然との調和を大切にした設計がされています。客席は二人席から大テーブル、ソファー席まで多様性があり、一人でもグループでもリラックスして過ごせる空間です。

また、店内にはワンちゃんと一緒に過ごせる席もあり、家族全員が楽しめる場所を目指しています。家具や小物はセカンドハンドのアイテムが使われており、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

商品の購入やギフトに最適

人気のバナナブレッドやドーナツ、しっとりマフィン、クッキーなど、豊富な焼き菓子が揃っています。もちろん、手土産や贈り物にぴったりのクッキーや詰め合わせセットも用意されています。テイクアウトも可能で、お散歩の途中や帰宅時にも気軽に立ち寄れるお店です。

就労支援との連携

アトミヨソワカの焼き菓子は、就労継続支援B型事業所「ナンクルナイサァーろくえもん」と協力して製造されています。障がいなどがあり一般企業での就労が困難な方々が自分のペースで働きながら、技術を磨き、社会とのつながりを形成できる場を提供しています。アトミヨソワカでは、素材の質、製造工程へのこだわり、心を込めた焼き菓子作りによって、選ばれる存在となることを目指しています。