テラドローン、サウジアラビアで新たな挑戦
テラドローン株式会社は、サウジアラビアのアラムコ主催の起業家サミット『TecShift』において、日本企業として初めての参加を果たしました。2023年に設立されたテラドローン・アラビアと共に、同サミットでは最新のドローン技術とAIソリューションを披露し、注目を集めています。
サミットの背景と目的
『TecShift』は、アラムコの投資会社であるWa’ed Venturesが主催する起業家支援のプラットフォームで、世界中から5,000人以上の専門家や企業リーダーが集い、サウジアラビアを技術革新の中心地として位置付け直すためのビジョンを共有しました。このイベントでは、未来のテクノロジーに対する期待や持続可能な成長の方策が議論されました。
テラドローンの取り組み
テラドローンは、製造業やインフラ分野における効率性と安全性の向上を図るためのドローン技術と地理情報サービスを提供しています。参加したテラドローンの取締役、神取弘太は、「ドローンとAI技術は、製造プロセスの効率化と安全性向上において重要な役割を果たしています。私たちの取り組みを通じて、サウジアラビアのニーズに応じた革新的なソリューションを提供し、技術エコシステムの発展に貢献しています」と述べました。
また、サウジアラビアとの強固なパートナーシップの重要性や地域社会への貢献を強調しました。
サウジビジョン2030への貢献
テラドローンの活動は、サウジビジョン2030の掲げる経済多様化と製造業の成長目標に沿ったものです。これにより、中東およびアフリカ地域でのドローン技術の普及や革新を推進し、サウジビジョン2030の達成を支援する意向を示しています。
テラドローン・アラビアの役割
テラドローン・アラビアは、中東市場におけるドローン技術のリーディングプロバイダーとして、土地測量や水深測量、様々なデータ処理サービスを提供しています。グローバルな専門技術を活かし、さまざまな産業向けに革新をもたらすソリューションを展開しています。
未来へのビジョン
テラドローンは、今後も持続可能な知識経済の実現に向けて、技術革新をリードし続ける意向です。ドローンや空飛ぶクルマの運用を安全に行うための運航管理システムの開発にも注力しており、業務の効率化や社会課題の解決を目指しています。
テラドローンは、ドローン分野におけるトップクラスの企業であり続けるため、さらなる技術革新に挑戦していきます。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください:
Terra Drone