刀根里衣展「きみのそばに」でワークショップとサイン会開催！

満員御礼！刀根里衣展「きみのそばに」のワークショップとサイン会

福井県福井市に位置する「ふるさと文学館」で、刀根里衣展「きみのそばに」が現在開催されています。この展覧会は、刀根里衣先生が日本人として初めてボローニャ国際イラストレーション賞を受賞したことを記念し、多くのファンの支持を受けて行われています。この展覧会では、刀根先生の代表作の原画を一堂に展示しており、7月27日には特別にワークショップとサイン会が開催されました。

ワークショップの様子

同日午後2時から、県立図書館内の多目的ホールでワークショップが行われ、刀根先生自身が最新作『ねずくんとパパのおるすばん』の大型絵本を使って読み聞かせを行いました。会場に集まった子どもたちは、刀根先生の朗読に耳を傾け、絵本の世界に浸っていました。このワークショップには限られた定員が設けられており、予約開始後すぐに満席となったため、参加できた方々は非常にラッキーでした。

わくわく感に満ちた雰囲気の中、次はオリジナルトートバッグ作りの時間がやってきました。参加者たちは、刀根先生が特別に描き起こした作品をもとに、自分だけのバッグを製作しました。バッグはライトグレーで、色塗りに自由度があるようデザインされており、参加者は自身の想像力を生かして楽しいデコレーションを施しました。素材も豊富に用意され、針や布用のボンドを使って思い思いの作品を完成させていました。

刀根先生とのふれあい

制作の合間には、刀根先生が各テーブルを回り、参加者一人ひとりと交流を楽しみました。参加者たちは「ここにサインしてほしい」とリクエストし、刀根先生は快く応じてそれぞれにイラストを添えました。特に、子どもたちのリクエストに対する刀根先生の即席アートには、会場も盛り上がりを見せました。完成したバッグが披露されると、刀根先生からの丁寧な講評に、子どもたちや保護者たちの笑顔が溢れていました。

サイン会の盛況

ワークショップ後にはサイン会も行われ、多くのファンで長い列ができました。刀根先生は、絵本にリアルタイムでキャラクターやポーズを描き入れ、参加者たちにサインを届けていました。これにより、参加者一人ひとりの絵本が特別なものとなり、貴重な思い出となっていました。

展覧会の今後とまとめ

刀根里衣展「きみのそばに」は、9月16日まで福井県ふるさと文学館で開催されています。展覧会では、原画だけでなく、刀根先生の本の販売も行われています。また子ども向けの多彩なイベントやワークショップも展開されており、ファンや訪問者には笑顔あふれる時間が提供されています。刀根先生に会える貴重な機会をお見逃しなく！

ぜひ、これを機に福井県を訪れ、刀根里衣の魅力を直接体験してみてはいかがでしょうか。