庄内事業構想プロジェクト研究が始まる
2025年6月開講に向けた新規事業の構想
庄内地域の多様な課題を解決するための新規事業開発を推進する「庄内事業構想プロジェクト研究」が、学校法人先端教育機構事業構想大学院大学、酒田市、住友商事の共催で実施されます。今回はその第三期にあたるもので、参加者を募集中です。このプロジェクトは、地域資源を最大限に活用し、次世代へ持続可能なビジネスモデルを生み出すことを目的としています。
庄内地域の魅力と資源
この地域は、日本海に面し、豊かな自然環境に恵まれています。最上川や赤川など、多くの河川が流れ、農業に適した肥沃な平野が広がっており、「日本の穀倉地帯」として知られています。また、山岳信仰の聖地である鳥海山や、開湯1,000年を誇るさまざまな温泉もあり、観光資源としての魅力も豊富です。
江戸時代から続く最上川舟運の歴史もあり、庄内と酒田は経済文化の交流拠点として栄えました。このような背景がある庄内地域は、接続性を活かした新たなビジネスの発展が期待されます。
プロジェクトの概要と目的
今回のプロジェクトは2025年6月から2026年3月までの期間、全20回を予定しており、参加者には新規事業を構想するための専門的なカリキュラムが提供されます。特に、事業構想大学院大学の教員からの指導を受け、実践的な経験を通じて事業計画を具体化していきます。このプロジェクトは、少子高齢化や交通と観光、エネルギー問題、さらにはグローバルな視点を取り入れたテーマを扱う予定です。
参加者募集の詳細
参加者募集要項は以下の通りです:
- - 期間:2025年6月~2026年3月の全20回
- - 会場:山形県酒田市内を中心に、オンライン参加も可能
- - 人数:10名(選考あり)
- - 対象者:自社のリソースや技術を活用し、地域課題解決や人材育成の新規事業開発に興味のある方
- - 参加費用:無料(交通費、宿泊費は自己負担)
- - 申込期限:2025年5月9日必着
参加希望者は、ホームページから詳細情報を確認し、申し込みを行う必要があります。さまざまな業種の方々の参加を歓迎し、異業種間での知識の共有や共同創造を通じて、革新的な事業が生まれることが期待されています。
事業構想大学院大学について
事業構想大学院大学は、2012年に東京・南青山で設立された社会人向けの大学院です。独自のカリキュラムを通じて、事業構想を具体化するためのスキルを身につけることができます。修了生は多くの業界で活躍し、イノベーションを生み出しており、地域貢献にも貢献しています。
庄内地域の未来を共に考え、形にしていく「庄内事業構想プロジェクト研究」への参加を通じて、地域に新たな価値を創造するチャンスを得てみてはいかがでしょうか。