愛知産ジビエの魅力を引き出す新たな取り組みが始まる

愛知産ジビエの魅力を再発見

愛知県では、地域資源であるジビエの価値を高めるため、さまざまな取り組みが進められています。特に、「愛知産ジビエPRイベント」や処理加工担い手育成研修の実施は、地域の活性化や野生獣利用の推進に大きく寄与しています。

愛知産ジビエPRイベント

2024年12月14日と15日の2日間にわたり、愛知県内の二つの直売所で「愛知産ジビエ」をテーマにしたイベントが開催されます。このイベントでは、県内の生産者によるジビエ商品の販売と地域の魅力を発信します。

開催概要

初日：12月14日（土）

- 時間: 10:00～15:00
- 場所: げんきの郷（大府市）
- 出店者: 猪鹿工房山恵
- 販売商品: シカ肉フランクやシカ串焼き、イノシシ串焼きなど

二日目：12月15日（日）

- 時間: 10:00～15:00
- 場所: あぐりん村（長久手市）
- 出店者: 奥三河高原ジビエの森
- 販売商品: シカ串焼き、シカ肉まん（カレー味）、イノシシ肉まん（味噌味）など

この2日間、訪れる人々は、豊かな自然の恩恵を受けた「愛知産ジビエ」の美味しさを体験することができるでしょう。また、シカ肉缶詰やスネハムなどの多彩な商品もずらりと並び、ジビエの魅力を存分に楽しむことができます。

処理加工担い手育成研修

さらに、愛知県ではジビエの利用を促進するため、処理加工従事者を対象とした研修も行われます。これにより、地域のジビエを支える人材の技術向上を図ることが目指されています。

研修会概要

日程：12月6日（金）

- 場所: 奥三河高原ジビエの森（午前）、設楽町津具基幹集落センター（午後）
- 講師: 菅衣代氏（日本ジビエ振興協会）
- 内容: 処理加工および衛生管理に関する研修

日程：12月9日（月）

- 場所: ジビエ工房めいほう（岐阜県郡上市）
- 内容: 他県の処理加工技術を学ぶ研修

これらの研修を通じて、参加者は最新の処理技術や衛生管理の知識を得て、愛知県におけるジビエの品質向上に貢献します。この取り組みは、地域全体のジビエ産業の活性化を図る上で欠かせない要素となります。

地域活性化へ向けて

愛知県は、ジビエを中山間地域の一つの価値ある資源として位置づけています。これらの取り組みによって、販路の拡大が図られ、野生獣による被害の防止や中山間地域の活性化につながることが期待されています。イベントや研修の成功を通じて、地域住民と訪問者の交流も深まり、さらなる発展が見込まれるでしょう。

愛知産ジビエの魅力を多くの人に伝えるこのチャンスを、ぜひお見逃しなく！