松重豊が語る<遠州織物>の魅力、クラウドファンディングで登場

音と触感を楽しむ！「ばちばちタイプライタークロスシャツ」

俳優の松重豊がプロジェクトに参加する「遠州織物」に焦点を当てた新しいクラウドファンディングが、5月22日から始まります。運営するのは株式会社エブリーが運営する『TIMELINE クラウドファンディング』。このプロジェクトでは、最高級の遠州織物を用いたシャツ、『ばちばちタイプライタークロスシャツ』が限定発売されます。このシャツは音と触感の両方を楽しむことができ、まさに新しいアパレル体験を提供します。

遠州織物の現状と課題

静岡県浜松市に本社を構える株式会社HUISは、遠州織物の優れた技術と伝統を受け継いでいます。この地域で製造される生地は、海外の高級ブランドにも広く採用されており、特に細番手高密度のブロード生地は国際的な評価も得ています。しかし、職人の高齢化や後継者の不足、原材料費の高騰といった厳しい現状が生産現場を脅かしています。かつて繁栄を極めたこの地域の機織り工場も、今や50軒以下に減少しています。

クラウドファンディングの目的

このプロジェクトは、そんな遠州織物の危機を救うために企画されました。HUISが手がけるアパレルブランドを通じて、遠州織物の魅力を伝えるとともに、支援者へのリターンとして特別なシャツを提供します。この『ばちばちタイプライタークロスシャツ』は、超高密度で織り上げられた生地を使用しており、パリッとした触感とシャカシャカという音を楽しむことが可能です。この独自の特性は、動くたびに布が触れ合うことで生まれます。