資生堂クリエイティブが日本空間デザイン賞2025で金賞受賞の快挙

資生堂クリエイティブが金賞を含む快挙！

資生堂クリエイティブ株式会社が「日本空間デザイン賞2025」にて、金賞を含む3つの作品が受賞したことを発表しました。このアワードは、日本国内で最も権威のある空間デザインアワードのひとつで、デザインの価値を次世代に引き継ぐことを目的としています。

受賞作品の概要

今回の受賞作品は、以下の3つです。
1. 金賞「KARAKUSA -線が奏でるリズム-」
2. 銀賞「Transforming Camellia」
3. 銀賞「Shiseido Beauty Diagnosis Lab」

「KARAKUSA -線が奏でるリズム-」は、資生堂の本社が位置する銀座ビルのショーウインドウに設立され、唐草模様を用いたダイナミックなウィンドウアートとして展開されました。デザインには、資生堂の美意識を象徴する「唐草」を「美の遺伝子」として捉え、未来へと繋がる成長を表現しました。この展示は、エントランスやプレイゾーンも含む複数のエリアで行われ、訪れる人々に新しい美の体験を提供しました。

特に、クリエイティブディレクターの堀景祐氏は「資生堂唐草」をテーマにし、受賞したことに喜びを表明。多くの方々にその美意識が伝わったことに感謝しています。

次に、「Transforming Camellia」については、資生堂の新製品「アルティミューンTM パワライジングセラム」発売を記念したプロジェクトであり、3つのウィンドウディスプレイで椿の花をモチーフにしたストーリーが展開されています。こちらも堀氏がクリエイティブディレクターを務め、椿が優美に舞いながら表現されている様子は、観る者に強い印象を与えました。

そして、「Shiseido Beauty Diagnosis Lab」は、先進的な資生堂の技術と伝統的な日本美を融合させたラグジュアリーな空間として評価されました。このラボでは、美の検診を体験できるユニークなサービスを提供しており、訪れる顧客が自分自身の内面と向き合えるように設計されています。こちらも堀氏が関与し、日本的な美意識を反映させた空間づくりがなされています。

受賞の意義

この度の受賞は、資生堂クリエイティブのデザインに対する情熱と、常に進化を追求する姿勢が評価された結果です。デザインは単なるビジュアルの美しさだけでなく、人々の心に触れ、体験を通じて新たな価値を生み出すものだと証明しました。堀氏は、今後も美の体験を拡張し、より多くのお客様に届けられることを願っています。