6G時代を見据えた「ワイヤレスエミュレータ」利活用シンポジウム
この度、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)およびワイヤレスエミュレータ利活用社会推進フォーラム(WEPF)が共催し、「令和7年度ワイヤレスエミュレータ利活用シンポジウム」を2026年3月25日に東京・日本橋で開催します。本シンポジウムは、無線通信技術の未来を語る場として、多くの関心を寄せられています。
開催の背景
今後、無線通信機器の利用はさらに拡大すると考えられています。この状況における最大の課題は、通信量の増加や電波の相互干渉であり、これらは社会全体の問題です。これまで無線通信技術のテストや検証は、物理的な環境が必要で、多くの制約がありました。このため、総務省は「ワイヤレスエミュレータ」の研究開発を進めてきました。これにより、物理的な制約を受けずに無線通信システムを検証できる環境が整いつつあるのです。
ワイヤレスエミュレータとは
「ワイヤレスエミュレータ」は、仮想空間上で現実の電波環境を正確にシミュレーションし、リアルタイムで無線通信システムの検証を行う技術基盤です。これにより、数千台規模の仮想無線機を同時に動かし、様々な通信環境の評価が可能になります。
将来的には、次のような活用が期待されています:
- - 実環境に忠実な3Dモデルを使い、最大10,000台の仮想無線機での大規模検証。
- - カスタマイズ可能な疑似無線機による5GやWi-Fiなどの評価。
- - 環境変化に対応したリアルタイム処理。
- - 物理的な実機接続とアンテナパターンの反映による高精度な検証
シンポジウムの目的と見どころ
本シンポジウムの主な目的は、過去数年間の研究開発の成果を発表し、今後の課題についての議論を行うことです。特に、令和2年度から令和5年度にかけて行われた「仮想空間における電波模擬システム技術の高度化」に基づいた内容を重視します。当日は研究者や企業関係者の発表、技術デモ、パネルディスカッションなどが行われる予定です。
開催概要
- - イベント名: 令和7年度ワイヤレスエミュレータ利活用シンポジウム
- - 開催日時: 2026年3月25日(水)13:00~17:00
- - 形式: ハイブリッド(現地参加・オンライン参加)
- - 会場: ベルサール東京日本橋
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 定員: 現地150名、オンライン250名
- - 参加登録締切: 3月23日(月)17:00まで
プログラム(内容変更あり)
- - 開会挨拶
- - 来賓挨拶
- - 基調講演
- - ワイヤレスエミュレータの開発について
- - 研究開発成果の発表
- - 展示見学
- - パネルディスカッション
- - 閉会挨拶
主催・事務局
本シンポジウムは、NICTとWEPFの共催で、事務局はアルサーガパートナーズ(株)が担当しています。
無線通信技術に興味のある方々の参加をお待ちしております。興味をお持ちの方は以下のリンクより参加登録を行ってください:
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