東北大学 材料科学高等研究所におけるFXCの成功事例
2025年2月7日、FXC株式会社は東北大学 材料科学高等研究所(AIMR)様に新たなネットワーク機器を導入しました。この導入は、宮城県仙台市の研究機関における通信基盤の現代化を目的としています。
AIMRの紹介
AIMRは量子材料やエネルギー材料、バイオソフト材料など、さまざまな研究ユニットが集まる最先端の研究機関です。こちらには、オンサイト勤務の研究者を含む約200名の職員が日常的に情報通信ネットワークにアクセスしており、そのため安定した通信環境が必要不可欠とされています。
導入の背景
これまでのネットワーク環境は2008年から運用されてきたもので、多度にわたる更新を経てきました。しかし、研究データの流通量増加やグローバルなオンラインミーティングの需要が高まる中で、更なる通信環境の高速化が求められるようになりました。
特に、部局内の幹線の10G化と無線APのマルチギガ化が急務となっており、既存のOM1マルチモードファイバーは10G化に不適合で、このためにシングルモードファイバーの導入が必要とされました。これにより、10Gbase-LRモジュールの導入が求められることになったのです。
FXCとの比較検討
AIMR様では複数の製品を評価した結果、FXCが選ばれることになりました。特にFXC5126やFXC5150が「大きなトラブルもなく運用されていた」との声があり、FXCX9526Fのような新型スイッチが導入可能になったことで、10G構成を効率的に構築できる点が評価されたようです。
「建物は分散しているが、ニーズを満たしつつコストを抑えることができました。」というお言葉からも、コストパフォーマンスの高い選択がなされたことがうかがえます。
導入製品について
今回の導入において、以下の製品が選定されました:
- - 10G/マルチギガビット L2+PoEスイッチ FXCX5512PE
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- - 40ギガアップリンクL3スイッチ FXCX9526F
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- - 10ギガアップリンク L2+スタッカブルスイッチ FXC6528
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- - 10ギガアップリンク L2+スタッカブルスイッチ FXC6552
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まとめ
今回の導入はAIMR様にとって、研究能力をさらに強化するための重要なステップとなりました。今後も多様なニーズに応えられるネットワーク環境が整備されていくことでしょう。FXC株式会社の製品は、安定した通信を通じて先端研究の推進に貢献し、さらなる成果を創出することが期待されます。