エムシーディースリー、施工体系図の新機能を追加し現場の効率化を実現

エムシーディースリーが新たな機能を発表

東京都渋谷区に本社を置くエムシーディースリー株式会社が、建設業向けの労務安全書類作成・管理サービス「グリーンサイト」において、新しい機能を開発しました。この機能では、施工体系図をデジタルサイネージにおいて表形式で表示できるようになりました。

新機能開発の背景

従来、施工体系図は樹形図形式のみの対応で、参加企業が多い大規模な現場ではその内容が複雑化し、作成や更新に多くの手間がかかっていました。さらに、文字が読みにくい、印刷する際に多くの紙を使うといった問題もありました。これらの課題を解決するため、国土交通省は2024年より、表形式の施工体系図を作成例として公開することになりました。

エムシーディースリーは、この動向に応じた形で「グリーンサイト」に表形式での出力機能を追加しましたが、当初はデジタルサイネージ表示は樹形図形式のみに限定されていました。そこで、ユーザーからの要望を受けて、デジタルサイネージでも表形式表示ができる新機能を開発することになりました。

新機能の特長

新しい「施工体系図表形式サイネージ表示」機能には、以下の特徴があります。

1. 一覧性の向上
表形式で表示されるため、全体像をすぐに把握でき、参加企業や担当者名、工事内容が一目で分かるようになります。これにより、情報確認の時間が大幅に短縮されます。

2. QRコードでの情報共有
デジタルサイネージが消灯時でも、QRコードを利用することで、作業員はスマートフォンやタブレットを使っていつでも施工体系図を確認できます。これにより、常に最新の情報にアクセスできるようになります。

3. 表示時間の最適化
表形式は樹形図形式に比べ、表示ローテーションにかかる時間が短縮されるため、安全喚起やその他の重要な情報と併用しやすくなります。デジタルサイネージの価値が向上します。

4. 簡単な操作手順
グリーンサイトの画面から簡単な手順で利用を開始できます。表示設定をONにし、発行されたURLをデジタルサイネージに設定するだけで使用可能になります。

未来への取り組み

エムシーディースリーは今後も「建設サイト・シリーズ」を通じて、建設現場で働く皆様の声に耳を傾け、さらなる利便性を追求していく方針です。コンプライアンスの遵守だけでなく、業界全体のデジタルトランスフォーメーション（DX）と生産性の向上に寄与することを目指しています。

企業概要

エムシーディースリー株式会社は、2015年に設立され、AIやデジタル技術を活用したサービスを提供しています。今後も社会課題に向き合い、顧客価値の最大化に努める企業として活動を続けます。

詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください：エムシーディースリー株式会社

このように、エムシーディースリー株式会社の「グリーンサイト」は、建設業界において新しい道を切り開くことを目指しています。安全で効率的な現場運営のために、今後の展開にも注目が集まります。

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