安住露月の新作『愛という名の』が2024年8月に登場！ダーク・ブロマンスの魅力に迫る

新たなダーク・ブロマンス『愛という名の』の魅力

2024年8月27日、株式会社KADOKAWAから安住露月の待望の単行本『愛という名の』が発売される。この作品は、ジーンピクシブで大人気の連載を元にしており、初めての単行本化となる。

ストーリー紹介

物語は、男子高校生の湊人が主人公だ。彼は唯一の特技であった陸上を辞めてしまった。その理由は親友にすら言えないほどしっかりとしたもので、心に秘めた苦悩を抱えている。そんな彼の元に、離婚した両親のもとで兄・綾人が現れる。しかし、湊人が抱えているコンプレックスは、兄に対する苛立ちを生み出し、思わず暴言を吐いてしまう。この兄弟の関係が物語の重要な要素となる。

湊人の心の内を覗かせる表現や、綾人の異様な行動の描写は、非常に緊張感のある展開を見せる。読者は、二人の兄弟の間にある愛憎に引き込まれていく。

登場人物

- 湊人（みなと）: 自分の劣等感を抱える高校生で、両親の離婚後は父と住んでいる。陸上を辞めてしまった理由は、彼の心の成長に欠かせない要素である。
- 綾人（あやと）: 地元で完璧な存在として知られる湊人の兄。母と住んでおり、兄としての責任感とプレッシャーが彼を追い詰める。

この二人の兄弟のダーク・ブロマンスは、目が離せない。彼らは互いに依存し合いながらも、闇に引き裂かれそうな危うさを抱えている。

特典情報

また、『愛という名の』を購入すると、各書店で特典が付いてくる。アニメイトでは4ページのリーフレット、またとらのあなでは描き下ろしペーパーが配布されるなど、ファン必見の特典だ。メロンブックスやフロマージュブックスでも、描き下ろしのまんがリーフレットが手に入る。これらの特典は数量限定なので、お早めの購入をお勧めする。