J.M. WESTON初のアトリエ・ブティックが日本橋浜町にオープン

J.M. WESTON ATELIERが日本橋浜町に誕生

フランスの名門シューズブランド「J.M. WESTON」が新たにオープンするアトリエ・ブティック「J.M. WESTON ATELIER」は、日本橋浜町エリアに位置し、世界で初めての独自のコンセプトを持っています。この新店舗は、1891年に創業以来培ってきたタイムレスなデザイン美を基盤にしながら、現代のライフスタイルに寄り添った空間へと形を変えます。

オープンに向けた期待と独自の体験

2025年10月31日、旧印刷工場をリノベーションしたこのブティックは、フランス・リモージュ地方の工場からインスピレーションを受けています。訪れる客は、ここでしか得られない特別な体験を通じて、J.M. WESTONの歴史や技術に触れることができます。

店舗内部では、これまで伊勢丹メンズ館で展開されていたサスティナブルプロジェクト「WESTON VINTAGE」の商品や限定モデル等が取り揃えられます。加えて、特別なリペアサービスや、アーティスティック・イメージ＆カルチャー・ディレクターのオリヴィエ・サイヤールがキュレーションしたエキシビションも開催予定です。これにより、来店者はJ.M. WESTONが持つ独特の世界観を、より深く感じることが出来ます。

地域との絆を重視した新しいアプローチ

このアトリエ・ブティックは、日本橋浜町の地域文化と職人技が息づく街並みに溶け込んでいます。ブランドは、職人の技術に敬意を表しながら、創造と対話を促進。顧客はこのスペースで、知識を共有し、インスピレーションを得、さらには新たな出会いを体験することが期待されています。

スペシャルモデルとアートの融合

オープンを記念し、特別な限定モデル「シグニチャーローファー #180」が30足のみ販売されます。このモデルのインソールには特別な刻印が施され、アッパーレザーには希少なベビーボックスカーフが使用されています。さらに、1980年代から活躍するアーティストのクラウディア・ウイドブロによる初の展覧会も開催され、彼女の名作「足跡」のドローイングが展示されます。

カフェや書籍スペースも併設

店舗にはカフェも併設され、特別な靴型のビスケットなども用意されています。また、アートや文学関連の書籍が並ぶスペースも設けられ、来店者はゆったりとした時間を過ごしつつ、様々なクリエイティブな要素に触れることができます。

最後に

J.M. WESTON ATELIERは、ただの商品販売の場ではなく、来る人すべてに新たな価値と体験を提供する場として進化を目指しています。職人技への敬意とともに、アートや文化を融合させた独自のスタイルを持つアトリエ・ブティック。この場所がどのように地域社会と結びついていくのか、そしてどのようにファンとのコミュニティを育んでいくのかに、今から期待が高まります。