ANOMALY WATCHERの進化
2025-01-28 10:36:50

キヤノンITS、異常監視システム「ANOMALY WATCHER」にAI連携機能を追加

キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、2025年1月28日から新型異常監視システム「ANOMALY WATCHER」V1.1.0の提供を開始します。

バージョンアップの背景


近年、都市での自然災害や事故、製造業のプロセスでの異常を迅速に把握するための定点監視の必要性が高まっています。特に、監視が必要な対象が多様化する中で、24時間体制での対応が求められるケースも増加しています。そこで、目視による監視だけでは人員の確保や教育、さらには身体的な負担というさまざまな課題があります。これに対して「ANOMALY WATCHER」は、画像処理技術を駆使し、異常の検知を自動化することを目指したシステムとして開発されてきました。

新機能の概要


今回の新バージョンでは、従来の画像比較による異常検知に加え、AIとの連携機能が追加され、より柔軟で効果的な監視が可能になります。例えば、キヤノンITSが提供する「Bind Vision」「Visual Insight Station」「LaiGHT」とのAIシステムを組み合わせることで、屋外での異常検知や特定物体の検出、人や機械の動きのある環境でも対応できるようになるのです。

これにより、従来は個別開発が必要だったAI連携機能が「ANOMALY WATCHER」の標準機能として利用でき、システム導入時の手間を大幅に軽減します。これにより業界全体での利用が進むことが期待されます。

機能の拡張


また、入力機能において最大4台のカメラ映像を同時にリアルタイムで解析することが可能になり、さらに静止画解析への対応も新たに加わりました。通知機能に関しても、株式会社パトライト製の信号灯との直接制御を実現し、点灯パターンや音声通知機能までのカスタマイズが行えるようになりました。

このように多機能な異常監視システムは、様々な業界での利用が期待され、今後もキヤノンITSは新たな機能追加を行いながら、「ANOMALY WATCHER」を進化させていく計画です。

今後の展望


キヤノンITSは、カメラや画像処理、AIを組み合わせたソリューションを通じて、監視システムのさらなる機能拡張を推進します。これによりカメラ画像以外のセンサー情報の統合が進められ、より効率的な監視体制の構築を目指しています。技術やノウハウを蓄積し、短いリードタイムで顧客ニーズに寄り添った最適なソリューションを提供していくことが依然としてキヤノンITSの目標です。

この新製品「ANOMALY WATCHER V1.1.0」は希望小売価格が税別で605,000円からとなっており、詳しい情報は下記のリンクからご確認ください。
ANOMALY WATCHER ホームページ

お問い合わせ先


製品に関するお問い合わせは、キヤノンITソリューションズ株式会社のANOMALY WATCHER担当までお願いいたします。詳しい説明や個別見積もりが必要な方は、以下のリンクをご覧ください。
ANOMALY WATCHER 担当

このように、キヤノンITSの「ANOMALY WATCHER」は、今や多様なニーズに応えうる優れた異常監視システムへと進化を遂げています。


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会社情報

会社名
キヤノンITソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー
電話番号
03-6701-3300

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