最新の異臭除去技術を特許取得した遺品整理協同組合の成果

最近、遺品整理総合相談窓口協同組合が、異臭除去に関する新たな特許を取得しました。これは、先に取得した特許（第7429340号）を更に改良したもので、特許番号7525770号として登録されました。この新しい技術は、建物だけでなく乗物内における異臭の除去にも対応しています。

特許の背景と経緯

特許第7429340号は、従来のオゾン技術に代わる新しい方法として「ヒドロ工法」が確立されており、その実施によって安全で高効率な異臭の除去が可能になっていました。しかし、協同組合はさらに技術の進歩を目指し、もう一つの特許を出願。結果、令和6年7月23日に新たな特許の登録が完了しました。

新技術の重要なポイント

1. 安全性

新しい異臭除去技術では、オゾンを使用せず、ヒドロキシルラジカルを用いています。これにより、動植物や人体に対する影響がなく、安心して使用できる環境が整いました。この安全性は、特に家庭や公共の場での使用において非常に重要です。

2. 効率性

新技術により、異臭除去の効率が大幅に向上しました。特許では、ヒドロキシル発生器をどのタイミングでも自由に使用できることが新たに盛り込まれ、作業のスピードが飛躍的に向上しました。これにより、従来の業務用オゾン発生器を使用した方法に比べ、作業時間の短縮が実現されています。

3. 実績

この新しい異臭除去技術は、実証実験を通じてその効果がじっくりと確認されています。試験の結果、高い消臭効果が得られることが明らかになり、安全性と効率性の両方を兼ね備えた方法が確立されたのです。

技術の図解

さらに、この技術を理解するために、ヒドロキシル発生器の使用方法についての図解も用意されています。これにより、異臭除去のプロセスが視覚的に確認でき、利用者が理解しやすい資料となっています。特に、不動産管理会社や家主様には、従来の方法と比べて環境にも優しい新技術の採用を検討していただきたいと考えています。