数量限定の国産2号帆布トートバッグ再販の告知

希少な国産2号帆布を使用したトートバッグの再販

栃木県に本拠を置く株式会社ウエタケが、自社ブランド「岩舟帆布(R)」より、数量限定で新たなトートバッグのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは2025年5月5日から6月8日まで実施され、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて展開されます。

再販に至った背景

このトートバッグは、急遽廃業することとなった工場で製造された、極厚の希少な2号帆布を使用しています。日本の縫製業が直面する後継者不足や資金難に対する危機感から、生産を続けているウエタケは、この貴重な生地を活かした製品を作ることを決意しました。前回のプロジェクトでは、目標金額の939%に達する支援を受け、多くの方々に喜ばれる結果となりました。

2号帆布とは何か

2号帆布は非常に厚く、耐久性に優れた生地でありますが、扱うのが難しいため市場に出回ることが少なく、特に国内で染色されたものはさらに貴重です。そのため、このトートバッグは市場にはほぼ存在しない逸品と言えます。バッグのデザインには、トートの底マチを三角形にすることで、物を入れても型崩れすることなく、美しいシルエットを保つ工夫が施されています。

複雑な縫製技術

このトートバッグは、非常に重厚で縫製の難易度が高い2号帆布を使用しており、そのためには特に強い糸を用います。職人が手間を掛けて、ハンマーで形を整えたり、特殊なミシンを駆使することで、バッグ全体を立体的に美しく仕上げます。このような手間を惜しまない製作過程が、このトートバッグの高い完成度につながります。