店舗運営の効率化を実現するLINEマーケティングツールの新機能

複数店舗のLINE施策を簡単に管理する新機能

エボラニ株式会社が運営するLINE向けマーケティングツール「anybot」は、新たに「多店舗管理機能」をリリースしました。この機能は、多店舗を抱える企業に特化して設計されており、複数のLINE公式アカウントを一つのanybotアカウントで効率的に管理することができます。この新機能により、店舗をまたいだキャンペーンの実施やデータ分析が一層簡単に行えるようになるため、多店舗運営企業はこれまで抱えていた運用の非効率を解消することが期待されています。

開発の背景

多くの店舗がLINE公式アカウントを顧客接点として活用している一方で、多店舗企業ではそれぞれの店舗ごとに個別に運営されていることが一般的です。そこで、以下のような課題が浮かび上がります。

- 店舗ごとに運用レベルに差が出てしまい、更新漏れや設定ミスが多発
- アンケートやキャンペーンの結果が店舗単位で蓄積され、全店を通したデータの活用が困難
- 本部として全店舗のユーザー体験の均一化を図りたいものの、現場の負担が大きく、統一施策の実施が難しい

こうした課題に立ち向かうため、エボラニは「多店舗管理機能」を開発しました。これによって、多店舗企業がデジタルマーケティングをさらに推進し、簡単に効果を上げることができる環境が整備されました。

機能の概要

1. 複数LINE公式アカウントの一括管理

anybot上で複数のLINE公式アカウントをまとめて管理できるため、友だちデータや配信設定、施策の管理を一元化できます。これにより情報の整理が容易になり、業務の効率化が図れます。

2. キャンペーンの一括実施

ガチャやクーポン、アンケートなど、多様なキャンペーンを全店一斉に実施可能です。また、異なる参加導線となる専用QRコードの発行や景品の在庫管理も、anybot上でシンプルに処理することができます。

3. 店舗ラベル機能とセグメント配信

各店舗に「地域」「業態」「売上規模」などのラベルを付与し、それに基づいたグループにメッセージを配信できるので、ターゲットに応じた的確なアプローチが実現します。

4. リッチメニューの一括設定・更新

店舗数に関係なく、一度の設定で全店舗にリッチメニューを瞬時に反映。これにより、設定のばらつきを防ぎ、一貫したブランディングを維持できます。

これまで現場任せであった各店舗の運用が、本部側の1回の操作で全店に反映されることで、業務のコストとミスが大幅に削減されます。また、キャンペーンの一斉展開や横断的なデータ分析が容易になり、来店促進や売上向上といったマーケティング効果の向上に繋がります。

お問い合わせについて

リリースに関する問い合わせは、エボラニ株式会社の公式サイトをご覧いただき、プレスリリースに関する問い合わせフォームから行うことが可能です。

anybotとは

「anybot」は、15000社以上に導入されているLINE上での自動接客を実現するミニアプリ・チャットボット開発ツールです。ノーコードで多彩な機能を構築でき、低コストと短納期での実装が可能です。もともと既存のプラットフォームであるLINEやメッセンジャー、メールなどにさまざまな機能を追加し、顧客がさらに便利にサービスを利用できる環境を提供しています。