新たな時代のマンガを見守る一冊が誕生
2025年7月11日に、株式会社リットーミュージックの出版レーベル立東舎から新刊『マンガぶらぶら21世紀マンガをひたすら読む』が発売されます。この本は、読売新聞の人気連載を基に企画されたもので、最新のマンガ文化を深く掘り下げ、様々なジャンルの作品を広く紹介しています。
多彩な作品群
この作品には、猫マンガやルポマンガ、学習マンガ、長寿マンガ、さらにはバンドデシネやマンガ研究本など、300を超える作品が登場。まさに「面白そうな作品が、あっちにも、こっちにも」と、読者は新たな発見に満ちた体験ができるでしょう。著者には、マンガ研究や編集に精通した斎藤宣彦と倉持佳代子の2人が名を連ねており、彼らのテキストによってそれぞれの作品の魅力が丁寧に語られています。
また、各章には人気漫画家・久世番子によるイラストが添えられており、文章とイラストの絶妙な組み合わせも一つの楽しみです。10年代後半から20年代前半にかけてのマンガシーンを振り返るこの本は、近年の出版界の激動を記録した貴重な資料とも言えるでしょう。
各章の内容
本書は、未来編、乱世編、復活編、黎明編の4つの章に分かれており、マンガの変遷や進化を追う内容となっています。また、付録には2015年から2023年の間に選ばれたベスト3作品も収録されており、読者にとっての指南書としても機能します。
書籍情報
- - 書名: マンガぶらぶら21世紀マンガをひたすら読む
- - 著者: 斎藤宣彦、倉持佳代子、久世番子
- - 定価: 2,420円(本体2,200円+税10%)
- - 発売日: 2025年7月11日
- - 発行: 立東舎/発売: リットーミュージック
- - 商品情報ページ: こちらをクリック
この新刊は、マンガファンだけでなく、未だマンガの魅力に触れていない人々にとっても新たな視点を与えてくれる一冊です。斎藤と倉持、またイラストを手掛けた久世の視点で描かれるマンガの世界を通して、今後の作品にさらなる興味を抱くことでしょう。今からでも、ぜひ手に取ってみてください。